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債券バブルがはじけた後の株式投資、ウォール街はこう考える

8/3(木) 7:18配信

Bloomberg

アラン・グリーンスパン元米連邦準備制度理事会(FRB)議長は今週、債券市場はバブルの状態にあり、破裂した時には株式を含め全ての資産に影響が及ぶだろうと警告した。

米金融当局が景気刺激措置をさらに引き揚げ金利が上昇したらどうなるか、投資家はどう備えるのか。ウォール街の著名ストラテジストらの声を聞いてみよう。

JPモルガン・チェースのニコラオス・パニギリツオグル氏

「ここ数週間、弊社顧客の会話で圧倒的に多かったのは、欧州中央銀行(ECB)と連邦準備制度による量的緩和(QE)縮小が秋に向けて市場が直面する主要リスクだという認識だ」と7月28日のリポートで指摘。米当局のバランスシート縮小とECBのテーパリング、あるいはそのいずれかの時期として想定される「9月が近づく中で、投資家は既にヘッジを通じて高リスク市場へのネットエクスポージャーを減らしている」という。

バンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチのサビタ・スブラマニアン氏

金利の大幅な上昇はあらゆる資産の売りを促すだろうが、痛みは一律ではない。最悪なのは公益株のように債券の代わりに買われる銘柄だろう。1日の電話会議で「債券のような株を売り、株らしい株を買え」とアドバイス。高レバレッジ業界を避けるのも良いアイデアだ付け加えた。

エバーコアISIのデニス・デブシェール氏

S&P500種株価指数が現行水準から7%下落した2300で今年を終えると予想。同指数の株価収益率(PER)は1年半にわたって高止まりしその間に相場上昇への悪影響は出ていないものの、バリュエーションは金融政策や経済成長によって普通に正当化されるより高いため、いずれかに変化があった場合のリスクは高いと指摘。モメンタム株に最初に影響が出るかもしれないと分析し、「価格モメンタムは今年これまででパフォーマンス最良のファクターだが、ここ2週間はアンダーパフォームした。このトレンドは債券利回りが一段と上昇すれば加速するだろう」と7月31日のリポートで記述した。

原題:Wall Street Is Mapping Stock Trades for a Post-Bond Bubble World(抜粋)

Elena Popina, Lu Wang

最終更新:8/3(木) 7:18
Bloomberg