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ソフトバンク、オンライン融資の新興企業キャベッジに280億円投資

8/3(木) 19:42配信

Bloomberg

ソフトバンクグループはオンラインで融資を提供する米新興企業キャベッジ(Kabbage)に2億5000万ドル(約280億円)を投資した。ソフトバンクはこのところ、新興企業への大規模な投資を相次いで行っている。

キャベッジは新たな資金を中小企業向け融資商品の拡充および、需要がある場合は保険や給与支払いサービスなどの新商品開発に活用する。アジアでの事業拡大も計画している。同社が持つテクノロジーのライセンス供与についてインドと中国、日本の銀行と協議していると、ロブ・フローワイン最高経営責任者(CEO)が述べた。

キャベッジは新規株式公開(IPO)も視野に入れ、同CEOはその準備に今後1年前後を充てる方針。CEOによると、同社の2017年通期収入は2億ドル余りに達する見通しで、15年のほぼ2倍に相当する。

ソフトバンクは最近数カ月の間に、成熟した段階にある新興企業に相次いで大金を投じ、ベンチャーキャピタル(VC)業界に旋風を巻き起こしている。対象は配車サービスやロボット工学、仮想現実、新農業技術など多岐にわたる。キャベッジ出資でオンライン融資への関与はいっそう深まる。ソフトバンクのベンチャー部門は14年にキャベッジに投資、15年にはオンライン融資仲介サービスのソーシャル・ファイナンスに出資した。

キャベッジは従業員約380人。今回より前に約2億5000万ドルの資金を集め、15年時点の評価で企業価値は10億ドルだった。新たなバリュエーションについてフローワインCEOはこれを上回ると述べるにとどめた。

原題:SoftBank Invests $250 Million in Online Lending Startup Kabbage(抜粋)

Lizette Chapman

最終更新:8/3(木) 19:42
Bloomberg