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同じティッシュ包装なのに…「街頭でもらった→燃えるゴミ」「購入→リサイクル」 横浜市に分別の訳を聞く

8/4(金) 7:00配信

withnews

 同じポケットティッシュの包装なのに、自分で買ったものと街頭でもらったものでは、ゴミ出しのルールが違う? 先日、そんなツイートが話題になりました。「買ったものはリサイクル、もらったものは燃やすごみ」として定めている横浜市に取材しました。

【画像】難解と話題になったパンフレットはこちら。「購入」「もらった」で分かれていて、分別方法が異なる

横浜市の場合

 横浜市が市民に配布した、ごみの分別に関するパンフレット。この分別品目一覧には以下のように書かれています。

 ■ティッシュペーパー(購入したポケットティッシュ)の包装
 →プラスチック製容器包装(=リサイクルの対象)

 ■ティッシュペーパー(もらったポケットティッシュ)の包装
 →燃やすごみ

 5月中旬、この表を写した画像がツイッターに投稿されると「これはレベル高い」「なにをどうやって判別するのだろう」などと話題になりました。

 このパンフレットは最新版ではありませんが、横浜市によると上記の方針は今も変わらないといいます。

容器包装リサイクル法が関係

 実はこのルール、容器包装リサイクル法が関係しています。

 家庭から出るごみの容量の多くは容器や包装といわれており、その分別を定めているのがこの法律です。

 ビンやカン、ペットボトル、プラスチックなどをリサイクルし、処分場に埋め立てるごみを減らそうという内容ですが、対象は「容器包装」に限られます。同じプラスチックでもバケツなどは「商品」なので対象外です。

 つまり、「商品」なのか「容器包装」なのかで、法律の対象になるかならないかが違ってくるのです。

どっちもリサイクルすれば?

 同じものなんだから、どちらもリサイクルした方がよいのではないかと思いますが、ここで費用の問題が関係してきます。

 横浜市のホームページでは以下のように説明されています。

 「プラスチック製容器包装は、事業者(作っている者、売っている者)がリサイクルの費用を負担しています。一方、製品部分はリサイクル費用を負担する者が法律で定められていません。リサイクルには大変お金がかかるため、今の法律のなかで、皆さんが出したプラスチックの製品をリサイクルしようとすると、多額の税金が必要になります」

 つまり、「容器包装」だけでなく「商品」もリサイクルした場合、その費用を横浜市が負担しなければならないため、「買った」「貰った」で分別方法が異なるというわけです。

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最終更新:8/4(金) 7:00
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