ここから本文です

【フィリピン】公正競争法が完全施行、全罰則が有効に

8/4(金) 11:30配信

NNA

 フィリピン競争委員会(PCC)は、今月8日に公正競争法の施行から2年が経過し、移行期間が終了するとして、同法の順守を呼び掛けている。9日から法が定める全ての罰則が有効になるためだ。3日付ビジネスワールドなどが伝えた。
 公正競争法違反の罰則は、施行から2年間は猶予されていた。罰金は、初犯で最大1億ペソ(約2億2,000万円)。複数回の違反の場合、1億~2億5,000万ペソが科される。このほか、当局から何らかの勧告を受けてから、45日以内に是正できなかった場合は、5万~200万ペソの罰金となる。
 PCCのクインボ委員長によると、現在はセメント製造業者協会(CEMAP)、ホルシム・フィリピン、リパブリック・セメント・アンド・ビルディング・マテリアルズによる談合疑惑について調査を進めている。PCCはこれまで、111件の事案を調査したという。
 PCCは、2015年8月に施行された公正競争法(共和国法第10667号)に基づいて、16年2月1日に発足した。企業による独占的地位の悪用といった健全な競争を阻害する行為の監視に当たる。同委員会は競争上の観点から合併・買収(M&A)の可否を審査する権限を持っており、取引額が10億ペソを超えるM&Aについては、同委員会への事前通知が義務付けられている。

最終更新:8/4(金) 11:30
NNA

Yahoo!ニュースからのお知らせ