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山梨学院の強さは粘りのスカウティングと面倒見にアリ

8/4(金) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 エース吉松塁(3年)は、MAX140キロのプロ注目左腕。高校通算31本塁打の捕手・五十嵐寛人(3年)は、日本ハムで19年間プレーをした元二軍監督・五十嵐信一氏(現・査定担当)の長男だ。注目のバッテリーはともに千葉県出身。メンバーは他に神奈川、埼玉などの関東を中心に、大阪や長崎など全国から集まっている。 

「前任校の長崎・清峰を日本一に導いた吉田監督を慕って選手が集まるのはもちろんあるにせよ、山梨学院の特徴として、狙った中学生を粘り強くスカウトすることが挙げられます。ある選手の親御さんによると、『地元の高校に行くから』と一度は断ったのに、学校の関係者から何度も熱心に電話がかかってきて、『そこまで言ってくれるなら』と入学を決めた選手もいるそうです。誘って入れるだけでなく、系列の山梨学院大をはじめとした進学や社会人野球など、次の進路もきめ細かく面倒を見てくれるそうです」(スポーツ紙・高校野球担当)

 昨夏、昨秋、今春、そして今夏と山梨県を4季連続で制した。昨夏の甲子園経験者が7人いることも武器である。

 昨夏は山梨大会の通算得点記録となる77点を叩き出した。今年は39得点。昨年ほどの打線の破壊力はないものの、スカウト同様、全5試合中3試合が2点差以内の試合を勝ち上がった「しぶとさ」がある。