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富士「匠人」4年ぶり認定 バーテンダー小川さんら

8/4(金) 9:16配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 卓越した技術者に贈る富士市の称号「ふじマイスター『匠人(たくみびと)』」にバーテンダーの小川潮さん(75)=同市御幸町=と手揉(も)み製茶の勝又匠さん(60)=同市中野=が選ばれ、3日、市役所で認定証が授与された。認定は4年ぶり。授与式で2人は長年培った技術を披露し、今後も研さんを重ねることを誓った。

 匠人は造園や板金、左官などの幅広い分野で優れた技能を持つ職人に贈られ、今回の認定で14人になった。認定者は市技能フェスティバルなどで技能のPRを行うほか、子どもを対象にした「ものづくり教室」で講師を務めるなど、教育活動にも参加する。

 小川さんは吉原商店街近くで半世紀以上続く老舗バー「サンスリー」を経営し、1969年には日本バーテンダー協会主催の東京カクテルコンクールで最優秀賞を受賞。勝又さんは製茶業「まるは園」を営む傍ら、幻の手揉み製茶法とされる「天下一製法」の復活も手掛け、96年と98年の全国手もみ茶品評会では1等を受賞した。

 認定証を受けた小川さんは「職業としてのバーテンダーが認められたようでうれしい」、勝又さんは「手揉みの技術を後世に伝えることが使命と考えている」と話した。2人はこの後、ノンアルコールカクテルや手揉み茶を実演し、小長井義正市長らに振る舞った。

静岡新聞社