ここから本文です

土壇場追いついたァ!広島、執念ドローで4日マジック点灯じゃ

8/4(金) 7:00配信

サンケイスポーツ

 (セ・リーグ、広島5-5阪神=延長十二回規定により引き分け、17回戦、8勝8敗1分、3日、マツダ)代打の切り札として存在感を発揮する鯉の「龍馬」が敗色濃厚のチームを救った。広島・西川が土壇場で同点タイムリー。大盛り上がりのベンチとは対照的に一塁ベース上でホッとした表情をみせた。

 「打ったのはストレート。コンパクトにいきました。同点につながるヒットになって良かったです」

 代打・松山の右前適時打で2点差とし、なおも九回一死一、三塁で打席へ。阪神の守護神・ドリスにフルカウントに追い込まれたものの、7球目の155キロの速球を中堅右に弾き返した。

 三走・上本が悠々と生還し、スタートを切っていた一走・野間も一気に生還する好走塁。試合を振り出しに戻した。両チーム決定打なしで引き分けに終わったものの、九回の3点差を追いつき、底力をみせつけた。

 九回の同点劇について、緒方監督は「3点差を九回に追いついて引き分けに終わったのは自分の中で勝ちに等しい引き分けだと思っている」とナインをたたえた。

 西川の今季代打成績は打率・433(30打数13安打)、11打点。毎試合本拠地では特守に参加し、レギュラーを目指しているが、今の持ち場は一振り家業。代打の切り札として、存在感を放っている。

 2位阪神との直接対決を1勝1敗1分けとし、ゲーム差10をキープ。4日のDeNA戦(横浜)に勝てば、今季初めて優勝マジックが点灯する。

 緒方監督は「今日は全員で一丸となって戦って、相手の勝ちをこうやって引き分けてくれた。良いゲームができたと思います」と胸を張った。1979、80年以来のリーグ連覇へ。全員野球で突き進む。

スポーツナビ 野球情報