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飲酒運転で逮捕の京口竜人が引退、会見は欠席 世界王者・紘人の実兄

8/4(金) 18:05配信

デイリースポーツ

 大阪・ミナミの繁華街で飲酒運転をしたとして道交法違反(酒気帯び運転)で逮捕された京口竜人(26)が4日、所属していたグリーンツダジムを同日付で契約解除され、同ジムの本石昌也会長(41)が日本ボクシングコミッション(JBC)関西事務局に引退届を提出した。JBCとしての処分は来週にも開かれる倫理委員会で決定される。

 同事務局で行われた会見には当初京口も出席予定だったが、「引退をもって謝罪とした」という本人の意向で急きょ欠席。本石会長は「信じていたのに結果、裏切られて悲しい。本人同席のもと、一緒に頭を下げたいと思っていたが、それもできず非常に悔しい。仲間だったので今後の人生の力になりたかったが(会見の欠席で)縁も切れてしまった。最後まで残念」と、無念をにじませた。

 本石会長によると、京口は「多大なるご迷惑をお掛けして申し訳ありません。責任をとってボクサーを引退します。これからは弟(紘人)を陰ながら応援していきたい」と話していたという。

 京口は7月12日午前2時ごろ、大阪市中央区の市道で、酒気を帯びた状態でワゴン車を運転し、ぶつかったタクシー運転手や歩行者の計2人に捻挫や打撲などの軽傷を負わせた。1日には大阪区検が道交法違反(酒気帯び運転)と自動車運転処罰法違反(過失傷害)の罪で略式起訴。大阪簡裁が同日、罰金70万円の略式命令を出していた。

 大阪帝拳からデビューした京口は11年にフェザー級で全日本新人王を獲得するなど“辰吉2世”として大きな期待を集めた。だが、15年に傷害事件で逮捕され、1年間のライセンス停止処分を受けた。現役続行も危ぶまれたが、16年9月に本石会長の温情でグリーンツダジムに移籍。出直しを誓ったはずだった。戦績は15勝(11KO)2敗1分け。11日に大阪・枚方市内で行われる興行でも試合を予定されていた。IBF世界ミニマム級王者の京口紘人(23)=ワタナベ=は実弟。