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春猿改め河合雪之丞が「華岡青洲の妻」再演に「もう少し落ち着いてできるのでは」

8/4(金) 19:14配信

スポーツ報知

 新派公演「華岡青洲の妻」(大阪松竹座で9月22~30日)の製作発表会見が4日、和歌山県紀の川市内で開かれ、水谷八重子(78)、波乃久里子(71)、喜多村緑郎(48)、河合雪之丞(46)が出席した。

 有吉佐和子さんの名作で、大阪松竹座では15年ぶりの上演。世界で初めて全身麻酔による手術を成功させた外科医・華岡青洲(喜多村)と、麻酔の実験台に身をささげようとする母・於継(おつぎ=水谷)と妻・加恵(河合)の争いを描く。

 4人はこの日、紀の川市にある春林軒(住居兼診療所)や華岡家の墓に足を運んだ。青洲の妹・小陸役を演じる波乃は春林軒を見学し「私が一番多く(この作品に)出ていますが、初めて来させていただいた。有吉先生がここでお作りになったんだなと思うと涙が出た」と感激した。

 今年1月の東京・三越劇場の再演。市川春猿から改名し、同公演で新派に入団した河合は「役者人生で、死ぬまで心の一番奥にしまいこめる作品になるのでは」と、転機の役に気合十分。加恵役を女方が演じるのは、坂東玉三郎(67)以来2人目で「不安だったし、襲名もあったので、三越公演はがむしゃらに突っ走ってしまった。今度はもう少し落ち着いて務めることができるのでは」と話した。カーテンコールでは、入団のあいさつを行う予定。

最終更新:8/4(金) 19:14
スポーツ報知