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藤井四段、過去最強の相手に敗れる 関西将棋会館不敗神話に幕

8/5(土) 6:04配信

スポーツ報知

 歴代新記録の公式戦29連勝を樹立した将棋の史上最年少棋士・中学3年生の藤井聡太四段(15)が4日、大阪市福島区の関西将棋会館で行われた第67期王将戦1次予選決勝で菅井竜也七段(25)に後手番の81手で敗れ、公式戦3敗目(34勝)を喫した。過去27戦全勝だった関西将棋会館のホーム不敗神話がついに途絶えた。

 終局後、藤井は目の前の悪夢から逃れるように目を閉じ、肩を落とした。「完敗でした。途中からハッキリ負けにしてしまった。菅井先生の強さを感じました」。敗因を問われると「現状の実力としか言いようがない。負けは全て自分の実力不足に起因するものです」と語るしかなかった。

 現時点で超一流の域に達しているかどうか試金石の一局だった。進行中の王位戦7番勝負で羽生善治王位(46)=王座、棋聖=に挑戦して2勝0敗とリードしている菅井は、過去最強と言っていい相手。勝てばトップレベルを証明できたが、好機さえつかめずに敗れ去った。天才少年を圧倒した菅井は「(重圧は)特になく、いつも通りやったつもりです」と淡々と振り返った。藤井が中学生の間に獲得する可能性のあるタイトルは棋王のみとなった。(北野 新太)

最終更新:8/5(土) 6:04
スポーツ報知