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【医療保険の手術給付金】保障範囲「1000種類」と「88種類」は数字に惑わされず、「種類」の意味をしっかりと把握しよう。

8/4(金) 12:10配信

マネーの達人

医療保険の手術保障は、数年前まで88種類(または89種類)を対象とする保険が一般的でしたが、近年1000種類もの手術をカバーする保険が増えています。

「88」と「1000」では比べるまでもない!

と感じるかもしれませんが、実はそんなに単純な話ではありません。

今回は医療保険における手術給付金の保障範囲について詳しく見ていきましょう。

「種類」という言葉の違いに注意!

88種類と1000種類。これらの「種類」にはそれぞれ別の意味が込められています。

■88種類の手術とは

「88種類の手術に対して支払う」と謳っている保険の約款には、別表がついており、88種類の手術とその給付倍率が以下のように列挙されています。


保険によっては89番目に「骨髄幹細胞採取手術」が含まれているものもあります。


■表のうち、87番を例に挙げてみましょう

87番に該当する手術には、内視鏡を使った胃ポリープ切除術、狭心症や心筋梗塞に対して行われるカテーテル手術、顕微鏡下で行われる声帯ポリープ切除術など、ほかにもさまざまな手術が含まれています。

つまり、約款上の1種類の手術の中に、幾種類もの手術が含まれているのです。便宜上88種類に「分類」しているに過ぎません。


■1000種類の手術とは

1000種類の手術保障を謳う保険は、公的医療保険制度で手術料が算定される手術を給付金支払いの対象としています。

その数、約1000種類。内視鏡を使った胃ポリープ切除術、狭心症や心筋梗塞に対して行われるカテーテル手術、顕微鏡下で行われる声帯ポリープ切除術は、それぞれ1種類としてカウントしています。

結局、どちらのほうが保障範囲が広い?

1000種類という数字のインパクトから、保障範囲が大幅に広がったと考えるのは早計です。

上記2つの保険の手術保障の範囲を、単純に数の上で比較することは難しいと言えます。

しかしながら、1000種類型の保険では、従来の88種類型の保険で対象外だった多くの手術が、給付金支払いの対象となりました。

ですので、確かに手術保障の範囲は88種類型の保険よりも1000種類型の保険のほうが広いと言えるでしょう。

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最終更新:8/4(金) 12:10
マネーの達人