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6年半ぶり最新マシンをテストしたクビサ。F1実戦復帰の可能性に「現実的になっている。復帰できなくても失望しない」

8/4(金) 8:08配信

motorsport.com 日本版

 ロバート・クビサは、ハンガリーGP後に行われたインシーズンテストの2日目に、ルノーのマシンをドライブした。2011年にラリー中の事故で大怪我を負って以来、約6年半ぶりの最新F1マシンのテストだったのにもかかわらず、142周を走破し、全体の4番手となるタイムを記録した。

【ギャラリー】F1復帰を目指すロバート・クビサ。ハンガリーテストでの様子

 ルノーは今年、2012年仕様のマシンを使い、バレンシアとポール・リカールでクビサにF1マシンをドライブさせた。その結果、クビサが2018年のF1本格復帰を果たす準備ができているかどうかをチェックするために、今回のテストを実施することが決められたと言われている。

 クビサはこの日の走行について、「100%満足したわけじゃない」と語るものの、高温多湿の状況下で8時間走った後でも体力的には問題なく、痛みも感じなかったという。

「またチャンスがあったら良いと思っている。でも、現実的にはどうなるか分からないし、待ってみなければならないだろう」

 そうクビサは語った。

「4カ月前に僕がどんな状況にあって、そして今どうなっているかを考えてみれば、それは大きな変化だった。とても早いスピードでそれは起こったんだ」

「この3カ月で、僕は多くのことを改善し、かなり前進したと思う。将来には、どんなことだって起こり得るよ。しかし、僕らは現実的にならなきゃいけないし、簡単なことを何もない」

「僕の目標は、F1でこういった役割を果たすことだ。それができれば、僕にはチャンスがあるだろう。どうなるかは分からないけどね。でも、もしそうならなかったとしても、僕はとても現実的に見ている。だから、失望することはないだろう」

 クビサはこの日のテストで、20スティントを走行。ウルトラソフトタイヤで記録した最速タイムは、首位だったフェラーリのセバスチャン・ベッテルから1.448秒遅れだった。クビサは、ドライブをより快適に感じるためには、多くの走行を行うことが必要だと感じている。

「もし再びマシンに乗る機会があれば、より楽にドライブできるだろうし、より自然に感じると思う」

 そうクビサは語った。

「ドライバーにとって最高の感覚は、何も考えることなく、すべてが簡単に感じるということなんだ」

「しかしすべてのことが新しければ、それについて考える必要があるし、物事に集中し、どうやってドライブすればいいのか分析し続けなければならない。4時間走って一度マシンから降り、休憩をとって午後2時に再びマシンに乗り込んだ時には、全く別のドライバーになったように感じた」

「クルマにはより親しみを感じたし、それはとても良い兆候だった。多くの人は、ドライブすることだけがその改善策だと考えている。でも、考えることでも改善することができるんだ」

「それが僕に起こったことだ。そしてもし翌日に再びテストすることができれば、ドライブをより改善し、より簡単にし、より自然にするためのいくつかのアイデアがあった。そうすることが目標だ」

Lawrence Barretto