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“河野談話は俺じゃない!“ 外務大臣に起用された河野太郎氏の人となりは

8/4(金) 18:50配信

AbemaTIMES

■安倍総理「完全に信頼している」

(C)AbemaTV

 「戦後史に名を残す岸田外務大臣の後を引き継ぐことになりましたので、心して全力で仕事をしてまいりたいと思っております。核やミサイルの問題で安全保障をめぐる環境が大きく変わっている。これまで以上に日米同盟をしっかりと強化してまいりたい」

 3日に安倍首相が行った内閣改造で、野田聖子氏の起用とともに注目を集めているのが、河野太郎氏の外相起用だ。歯に衣着せぬ発言や、ブログ「ごまめの歯ぎしり」が度々物議を醸し、“自民党の異端児“とも呼ばれる河野氏。

 政治的主張として挙げられるのが、“行革の鬼“として、行政の様々な無駄をなくすこと、そして原発を段階的に廃止すべきという立場、自衛隊のイラク派遣の批判、選択的夫婦別姓の肯定など。

 “違うことは違う“と、時に党や政権に対しても批判的な発言をしてきた。安倍政権の支持率急落の一因となった南スーダンPKO日報問題についても「それ(日報)は絶対どっかにあるからきちんと探せっていう指示をして、探した結果やっぱり電子で全部残ってましたと。ほら見ろと」と、苦言を呈している。

 今回の起用について、安倍総理は会見で「河野大臣に対して完全に信頼している」とコメント、「原子力政策の問題につきましても、先に入閣した際にも国会で答弁しているとおり、内閣の一員としては内閣の方針に従っていくということを明確に示されています」「よく歴史認識について河野大臣について指摘されることがありますが、内閣の一員としてまさに七十年談話において日本のこの安倍政権、そして閣議決定をしておりますから、私たちの立場は明確となっており、河野大臣も完全に一致しているところであります」と強調している。

■英語は永田町で一番堪能、自民党“本流“との自負も

 神奈川県出身の河野氏は、父は元衆議院議員で、外相や官房長官などを歴任、慰安婦への旧日本軍の間接的関与を認める「河野談話」を出した河野洋平氏、祖父は旧ソ連との国交回復に尽力した河野一郎氏という、政治の名門に生まれた。

 衆議院議員に初当選したのは1996年で、洋平氏と同時に国会議員をしていた時期もある。時には政治的に食い違い、議会で激しい親子対決を演じたこともある。2002年には肝硬変が進んでいた洋平氏に生体肝移植をし話題を呼び、2015年には第3次安倍改造内閣で国家公安委員長として初入閣を果たした。

 3日放送のAbemaTV『AbemaPrime』で、テレビ朝日政治部の細川隆三デスクは、河野氏について「国際通。ジョージダウン大学の出身で、英語は永田町で一番堪能だと言われている」と話す。

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最終更新:8/4(金) 18:50
AbemaTIMES