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防災集団移転団地で自治会設立を 石巻市、住民懇談会で説明

8/4(金) 14:57配信

石巻かほく メディア猫の目

 石巻市が東日本大震災の被災者向けに整備した防災集団移転団地「新蛇田南地区」の自治会形成に向けた住民懇談会が7月30日、蛇田中体育館で開かれた。住民に自治会設立の意識を高めてもらおうと市が主催した。

 懇談会には、地区住民や復興公営住宅などに入居予定の住民ら75世帯103人が参加した。市が、住民間の交流や防犯面での自治会活動について説明。コミュニティー形成のために祭りや敬老会の開催、地域の見守り活動の必要性を説いた。

 市は9月10日の検討会で、福祉と街づくりの観点から住民に自治会の区割り案を示す。

 参加者からは「新蛇田南地区の小学生が通う蛇田小には距離がある。何か支援はあるのか」といった質問が出た。

 沖行政区長の伏見賢一さん(67)は「新たな組織をつくるということは、まとめ役になる人が必要になる。以前からいる人、来る人の双方から積極的に手が上がり、コミュニケーションが取りやすい地域にしたい」と話した。

 新蛇田南地区は復興公営住宅357戸、一戸建て住宅の宅地396区画などが整備され、震災前からの住民24世帯も含め今後は約800世帯が暮らす予定。