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安定=高学歴? 新安倍内閣は「ハーバード」内閣

8/4(金) 17:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

新しい安倍内閣の顔ぶれを見て驚いた。ハーバード大大学院出身の大臣が4人もいる。茂木敏充(経済再生・人づくり革命大臣)、上川陽子(法務大臣)、林芳正(文部科学大臣)、斎藤健(農林水産大臣)である。4人はケネディスクールと呼ばれる公共政策大学院に通っていた。しかも4人とも東京大出身だ。

【画像】続いた閣僚の失言などに懲りて「安定・実力」派を選んだと言われる安倍新内閣。

ほかにもアメリカの大学院で学んだ大臣がいる。ボストン大大学院の世耕弘成(経済産業大臣)、ジョージタウン大大学院の河野太郎(外務大臣)だ。世耕は早稲田、河野は慶應の出身である。

ハーバード大、ボストン大、ジョージタウン大いずれもアメリカではトップスクールであり、相当に優秀でないと通えない。

現在の安倍内閣。正式には第3次安倍晋三・第3次改造内閣と呼ぶ。舌をかみそうな名称である。2012年に政権復帰してから6回目の組閣となった。

政権復帰(第2次安倍内閣)以降の大臣出身校を見てみよう(第2次安倍改造、第3次安倍内閣第2次改造は省略。最終学歴は日本の大学で集計)。

第2次安倍内閣(2012年12月発足) 東京大4、早稲田大3、慶應義塾大3。1人が京都大、東京水産大(現・東京海洋大)、千葉大、東北大、学習院大、中央大、法政大、明治大
第3次安倍内閣(2014年12月発足) 東京大3、慶應義塾大3、早稲田大2。1人が京都大、神戸大、東京農工大、防衛大学校、青山学院大、学習院大、国際基督教大、成蹊大、聖心女子大、中央大、法政大
第3次安倍改造内閣(2015年10月発足) 東京大4、慶應義塾大3、早稲田大2。1人が神戸大、防衛大学校、青山学院大、学習院大、成蹊大、専修大、中央大、日本大、法政大
第3次安倍第3次改造内閣(2017年8月発足) 東京大8、早稲田大3。1人が慶應義塾大、学習院大、上智大、成蹊大、玉川大、日本大、法政大、明治大、立教大
今回の安倍内閣では東京大が倍になった。これまでに比べると、かなりの高学歴内閣と言える。安倍が意図してのことだろうか。それともたまたまなのだろうか。

東京大8人のうち、官僚出身は4人いる。大蔵省出身が加藤勝信(厚生労働大臣)、中川雅治(環境大臣)。建設省出身が石井啓一(国土交通大臣)、経産省出身が斎藤健(農林水産大臣)。加藤、中川は官僚経験が長いので実務には長けている。公明党選出の石井は当選8回と官僚よりも政治家としてのキャリアが長いが、短いながら官僚経験があるゆえ、官をうまくコントロールできるのだろう。斎藤は課長職からの転身、当選3回ゆえにその能力は未知数だが、農林水産副大臣を経験しているのでど素人ではない。

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