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ホークス東浜耐えた11勝目 中盤ピンチの連続でも6回1/3 1失点

8/4(金) 6:03配信

西日本スポーツ

 東浜が7月から自身4連勝。昨年は6月までに5勝1敗と好ペースで白星を積み上げながら、7、8月の8試合で●○●●○●●(最後の1試合は勝ち負けなし)の2勝5敗と苦しんだことが影響し、最終的に2桁勝利にあと1勝が届かなかった。鬼門の夏を突破しつつある右腕が、どこまで勝ち星を伸ばすか。

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 最悪の状態でも何とかゲームをつくった。だからこそ、東浜のハーラートップタイとなる11個目の白星には価値があった。7回途中1失点。「今年一番良くない出来だった。ボールも操れなかった。その中でも最少失点で投げられた」。もがき苦しんだ115球の粘投だった。

 立ち上がりから苦闘を予感させた。3点を先取してもらった後の初回。先頭の吉田正に物の見事に直球を右翼席上段へはじき返された。「ソロの1点ですんだので切り替えもできた」。気持ちを落ち着けたものの思うようにボールを操れない。5回は2死一、三塁、6回には無死一、二塁。ピンチの連続だった。

 「メカニックのところでフォームのバランスが良くなかった。それを理解できたので大きく崩れなかった。去年より成長したところ。自分の状態を把握して投げられたのは良かった」。調子が悪いことも受け入れるようになったのは進化の証しだ。走者を背負ってもホームだけは踏ませなかった。

 前回7月27日の楽天戦でチーム一番乗りの10勝をマークした。5年目で初の2桁到達。同時に一つの決断も下した。開幕以来、登板間に2度ブルペン入りしていたが、今回は登板2日前の1度だけに変えた。「どうしても疲れが抜けきれない時期になった。これから状態を上げるためにも、思い切って変えることも必要だと思った」

 そこにはローテの軸として回っている自覚もある。リリーフ陣がフル稼働している中で、長いイニングを投げることが求められる立場も分かっている。7回1死一塁で降板。「もっと長いイニングを投げないといけない立場。中継ぎに迷惑をかけた。もっと長く投げられるように」と勝っても反省の弁を並べた。

 苦しいなりに最少失点でバトンをつなぎ11勝目。前回同様に西武・菊池と同日に白星を挙げ、楽天・則本が10勝のまま一歩後退したハーラーダービーでトップを並走する。「今日良かったところはしっかり粘れたところだけ。次につなげないといけない」。もう白星だけでは満足できない。リーグの勝ち頭は自覚十分に言い切った。

西日本スポーツ