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「ドイツ式 整理術」で片づけができる子に!

8/4(金) 17:02配信

ベネッセ 教育情報サイト

毎日、子どもに向かって「片づけなさい!」と言っているのに、部屋がちっとも片づかない…。こんな状況から抜け出すには、どうすればよいのでしょうか? 整理整頓の習慣を大切にするドイツ人の母や祖父母のもとで育った料理研究家の門倉多仁亜さんに、子どもでも無理なく習慣にできる「ドイツ式整理術」のコツを教えていただきました。

「なぜ片づけが必要なのか」を話し合うことからスタート

ドイツには、「整理整頓を覚え、好きになりなさい。時間と手間を省いてくれるから」ということわざがあります。本当に必要なものだけを手元に置き、暮らしを整えることを心地良いと感じる人が多いドイツでは、小さな子どもに対しても「使ったものは元に戻す」ことをしっかり教えます。学校の持ち物をそろえるのも子ども自身の責任だというのが一般的な考え方なので、日本のようにおうちのかたが手伝うことはありません。幼い頃から「自分の持ち物は自分で管理する」という意識が身につきやすい環境だといえるでしょう。

整理整頓を習慣にするには、まず「なぜ片づけをする必要があるのか」を子どもと話し合ってみることをおすすめします。ドイツの暮らしには、あらゆる物事について「これは本当に必要?」と自分なりに考える習慣が根付いていて、整理整頓に関しても「なぜ必要なのか」ということをおうちのかたはくり返し子どもに伝えます。片づけは「ママに叱られるから仕方なくやること」ではなく、「探し物をする時間と手間を省き、自分がラクになるために必要なこと」なのだということを伝えてから、次に挙げるような具体的な取り組みを進めていきましょう。

1.子どもと一緒に「何をどこにしまうか」を決める

自分の持ち物を自分で管理するには、「どこに何があるか」を子ども自身が把握しておく必要があります。日本では、子どもが「ハンカチちょうだい」と言ったときに、おうちのかたがハンカチを引き出しから出して渡してあげるケースが多いように思いますが、「ハンカチはこの引き出しに入れておくからね」と伝えて、子どもが自分で取り出せるようにしておくのがドイツ式。一つひとつの物の置き場所・しまい場所を子どもと話し合って決め、使う人が各自で取り出せるようにしておくと、おうちのかたの手間も省けます。

・一緒に使うものは一緒にまとめておく
学校に持って行くハンカチとティッシュ、宿題をやるときに使う鉛筆・消しゴム・下敷き・鉛筆削りなど、同じタイミングで必要になるものは一つの場所にまとめておくと便利です。いちいち探さずにすむように、「学校に行くとき」「遊びに行くとき」「勉強をするとき」「ゲームをするとき」など、場面ごとに必要な物の置き場所を決めておきましょう。

・使う場所に近いところに置く
リビングで勉強するのが習慣になっている場合、勉強道具を子ども部屋まで取りに行ったり戻したりするのは面倒です。リビングに勉強道具を置くスペースをつくり、使ったらそこへ戻すようにすると、わざわざ遠くまで物を運ぶ手間が省けて整理整頓をしやすくなります。

・よく使うものは出しやすいところに置く
よく使うものを引き出しやクローゼットの奥などにしまっておくと、使うときに不便ですし、片づけるのも面倒です。使う頻度が高いものは、取り出しやすいところに。子どもがよく使うものは、子どもの手が届きやすい場所に置くようにしましょう。

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