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<斎藤農相誕生>抜擢初入閣で地元沸く 手腕発揮に期待の声

8/4(金) 10:20配信

千葉日報オンライン

 抜擢(ばってき)ともいえる3期での初入閣を果たした斎藤健・新農林水産大臣の地元(千葉県松戸市、野田市、流山市)は3日、喜びに沸いた。事務所は、支援者らの祝福の電話などへの対応に追われた。また、地元の有権者や首長、県内農林水産関係団体からは、手腕発揮に対する期待の声が上がった。

 2日夕に閣僚登用が報じられると、流山市東初石の斎藤氏の事務所には、深夜まで支援者からの祝福や確認の電話が鳴り止まなかった。明けた3日も朝からひっきりなしに電話があり、お祝いの花も届けられるなど、事務所スタッフは連日対応に追われた。

 最古参の秘書、安井博子さん(68)は「通産省や(埼玉県)副知事の豊富な行政経験が、新しい農政改革のために評価されたのではないか」と入閣を喜び、「落下傘(候補)で来たので、初めは右も左も分からなかった。3年4カ月、街頭に立って地域をしっかり知ったのが今につながった」と、初出馬で落選した浪人生活を思い返して目頭を押さえた。

 初当選含め3回の選挙を支えた後援会長の秋元浩司さん(83)は「(2日の)夕べは興奮して眠れなかった。昨日から電話がバンバンかかってきてる」と興奮冷めやらぬ様子。当選3回での主要閣僚抜擢に「人柄と努力のたまもの。原稿は自分で書くし、答弁もうまい。通産省でやってきたし、対外交渉は彼の得意とするところ。大きな仕事をすると思う」と太鼓判を押した。

 野田市の無職、加藤満子さん(71)は「言うべきことははっきりと言う方で、素直でまっすぐな政治姿勢はとても好感が持てる。こんな国にしたいという信念を持っており、大臣になるべくしてなった人。低迷する自民党の政治を払拭(ふっしょく)してほしい」と期待。同市の無職、染谷敬男さん(75)は「大臣の椅子にあぐらをかかず、真摯(しんし)に国を思う姿勢を見せてほしい。地元の農家や消費者の声に耳を傾け、若者が農家という職業に希望を持てる農政を展開して」と注文を付けた。

 野田市の鈴木有市長は「この選挙区(千葉7区)からは初めての大臣ということもあり、私たち地元としても大変喜ばしい」と祝福。「農家自体の高齢化や担い手不足、耕作放棄地の増加などの農業問題について、これまでの豊富な経験を生かし、地域の実情に応じた政策に一層卓越した手腕を発揮してもらいたい」と期待のコメントを寄せた。

 県内農水産団体も期待を寄せた。JA千葉中央会の林茂壽会長は「斎藤大臣の就任は喜びに堪えない」とし、「自民党農林部会長や農水副大臣などを歴任した豊富な経験を生かし、5年後、10年後を見据えた現場目線を重視した農政を展開していただきたい。今後の活躍を大いに期待する」とした。また、県漁業協同組合連合会の坂本雅信会長は「千葉県選出の斎藤大臣には、漁業者の思いが込もった水産基本計画に基づき、浜の構造改革の一層の促進が図られるよう、具体的な施策の実現のための努力をお願いしたい」と要望した。

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