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「F1にとってフォーミュラEは脅威ではない。アディショナルシリーズだ」とハース代表が分析

8/4(金) 13:02配信

motorsport.com 日本版

 先週メルセデスは、2018年でDTM参戦から撤退し、シーズン5(2019/20年)よりフォーミュラEに参戦すると表明した。さらに、WEC(世界耐久選手権)に参戦中のポルシェLMP1チームも今季末をもってWEC参戦から撤退。フォーミュラEに活動の場を切り替えると発表した。

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 すでに参戦中のルノーやジャガーに加え、新たな大手自動車メーカーのフォーミュラEに対する関心が高まっている。そのことを踏まえ、ハースのチーム代表であるギュンター・シュタイナーはフォーミュラEに対する見解について語った。

「まだF1はモータースポーツの頂点という、良いポジションにいると思う」

「現時点では、フォーミュラEがトレンドになっていると思う。誰もがこの流れに乗りたいと思うだろう。そのことは理解できる。しかし、7~8メーカーが参加していても、全員が勝つことはできない」

「じきに権威やそういった類のものを求めていて、多くのことをすることができる者同士による、戦争が勃発することだろう」

「さらに、現時点でそこまで多くの観客を惹きつけられていないため、今後どのように収益を上げていくことができるのかが未知数だ」

「無論、F1も収益を生み出していくことは難しいが、長年存在してきたスポーツだ。最高のドライバーはF1にいる」

 最終的にフォーミュラEはライバルではなく、F1にとって良い代替手段としてみなされるべきだと、シュタイナーは主張している。さらにシュタイナーは、フォーミュラEにファンが定着すれば、F1はハイブリッドから完全に切り替えることができると考えている。

「私はフォーミュラEをアディショナルシリーズとしてみている。それは脅威ではない。もし脅威になるのであれば、F1に電気モーターを入れれば済む話だ。我々には確固たるプラットフォームがある。何が起きたとしてもF1として存在できる」

「今はフォーミュラEが流行しているため、参加する必要があるかもしれない。だから皆が興味を示す理由も理解できる。OEM企業にとってはF1に比べて安価で参戦することができ、より簡単に決断することができるだろう」

「メルセデスはDTMよりもフォーミュラEの方がずっと安価であると判断した。それと同じようにポルシェがWECから撤退していくことにつながったのだ」