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HTB、バンジー事故 実況見分でワイヤ確認 業過傷害容疑も視野

8/4(金) 10:22配信

長崎新聞

 長崎県佐世保市のハウステンボス(HTB)で、高さ約20メートルから飛び降りる遊具「光のバンジージャンプ」のワイヤが切れ、福岡県古賀市の公務員男性(37)がけがを負った事故で、早岐署などは3日、実況見分をした。ジャンプ台から伸びる鉄製のワイヤがゴムとの接続部付近で切れており、業務上過失傷害容疑も視野に調べる。

 見分は午前8時すぎに始まり、HTBと定期点検を担当するメンテナンス会社の従業員が立ち会った。署員は切れたワイヤの状態を確認。HTB側が点検内容を説明した。筒状の金属部品の中で切れており、署員が部品を持ち帰った。

 HTBによると、ワイヤは半年ごとに交換しており8月に新しくする予定だった。切れたのは目視での確認が難しい部分だったが、毎日営業時間の前後にワイヤを触ったり試し飛びをしたりして点検をしていたという。取材に高田孝太郎執行役員は「今後部品を詳しく調べる。二度とあってはならないことでしっかりと対応したい」とコメントした。

 この日、HTBは夏休み中の家族連れやカップルでにぎわった。横浜市から長女と訪れた三浦典子さん(45)は「有名なテーマパークなので安全対策をしっかりしてほしい」、家族旅行で訪れた鹿児島市の中学生、春口昌惟斗(まいと)さん(14)は「HTBに来たらバンジージャンプだけは遊んだほうがいいと言われていたので残念」と話した。

 経済産業省によると、国内でのバンジージャンプの事故は過去に3件(うち1人死亡)起きている。

長崎新聞社

最終更新:8/4(金) 10:22
長崎新聞