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台風5号 奄美地方北部、あす昼ごろまで暴風域の恐れ

8/4(金) 23:13配信

南海日日新聞

 強い台風5号は4日午後9時現在、鹿児島県奄美大島の東海上をゆっくりと北西へ進んでいる。奄美地方は北部の一部が風速25メートル以上の暴風域に巻き込まれ、海は猛烈にしけた。喜界町で午後7時1分に最大瞬間風速30.3メートルを観測。県の設置した雨量計では奄美市住用町で午後5時20分までの1時間に48ミリの激しい雨を観測した。台風は強い勢力を保ったまま5日朝に奄美地方に最接近し、北部は昼ごろまで暴風域に巻き込まれる恐れがある。台風は動きが遅く、長時間続く大雨や暴風に厳重な警戒が必要だ。

 台風は4日午後9時現在、奄美市名瀬の東北東約150キロの海上にあり、中心気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートル。中心から半径110キロ以内が暴風域、半径280キロ以内が風速15メートル以上の強風域に入っている。

 台風はこのまま予報円の中心を進むと、5日午前6時から9時にかけて奄美市名瀬の北北東約120キロに達する見通し。午後には進路を北寄りに変えて、午後9時に屋久島の南西約90キロに達する見込み。

 奄美地方で5日に予想される最大風速は北部が35メートル(最大瞬間風速50メートル)、南部が23メートル(同35メートル)。うねりを伴う波の高さは北部で10メートル、南部で9メートルと猛烈なしけが続く見込み。

 5日午後6時までに予想される雨量は多い所で1時間に70ミリ、24時間で400ミリ。雨量はその後さらに増して、6日午後6時までの24時間に多い所で300~500ミリを予想している。

 奄美地方が強風域を抜けるのは6日夜になる見通し。名瀬測候所は引き続き低地への浸水や土砂災害、河川の増水、氾濫に警戒するよう求めている。
 県危機管理防災課によると、4日午後8時現在、奄美群島では大島支庁と龍郷、喜界、徳之島、天城、伊仙の5町が災害警戒本部、奄美、大和、宇検、瀬戸内の4市町村が災害対策本部を設置している。

奄美の南海日日新聞

最終更新:8/4(金) 23:13
南海日日新聞