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「早期の解散総選挙もあり得る」「安倍総理は憲法改正を事実上断念した」森田実氏が講演

8/4(金) 17:48配信

AbemaTIMES

 「政界は8月の中旬頃までに出る、各報道機関の世論調査に非常に神経を尖らせております。この世論調査でさらに支持率が落ちるということになりましたら、安倍政権は本当に苦境に立つと思います」。

 4日、日本外国特派員協会で政治評論家の森田実氏が会見を開き、きのう発足した第3次安倍第3次改造内閣について語った。

 森田氏は「私自身も安倍内閣を日常的に厳しく批判している者の一人ですが、安倍総理は似たような立場の人とこの期間、会談を重ねたように聞いています」とし、自身にも6月末、「安倍総理大臣秘書官で旧知の人」から「安倍総理が会いたいと言っています、昼飯でも食べたいと言っていますと。どうぞ森田さんはご自由に意見を行ってください」という要請があったことを明かした。

 そして安倍総理がG20から帰国した後の7月13日、二階幹事長も交えた3人で昼食をとったという。そのときのことを、森田氏はこう振り返った。

 「席に着くと同時に、安倍首相は私に向かって加計学園問題に自分が直接関与したことはないという事情をかなり詳しく説明しました。私は安倍総理が加計問題で非常に心理的圧迫を受けているなと感じながら話を聴きましたので、このように言いました。『加計孝太郎氏が安倍総理の親友であれば、こうして困っているときに助けるのが友の役割だ。したがって加計孝太郎氏は事業から撤退するか延期するか、自ら譲歩すべきことを考える、そのようにしたらどうですか』と話しました。この私の発言に対して、安倍総理は沈黙しておりましたし、何も言いませんでした。二階幹事長も黙って聞いていました」。

 「どのような政権も、日本においては3、4年経つと国民から飽きられます。早ければ半年や1年で飽きられます」「初めは期待し、ある時期までは誉めるけれども、ある時期がすぎると、足を引っ張り始める。これが日本のジャーナリズムの文化なんですね。“マッチポンプ“という言葉を使いますけれども、これが大衆の世論を動かしている原動力だと思います。人によっては半年くらいで飽きるわけです。これが日本のマスコミの生態だと思います。ただ、日本のマスコミだけが特殊だとは思いません。みんな飽きっぽいんです」。

 「長期政権だった吉田茂政権も佐藤栄作政権も、4年前後で国民の非常に強い不満を受けます。吉田茂は衆議院解散で切り抜けようと、絶えず解散を模索し、時に断行しました。私は吉田茂内閣の例などを挙げることで、安倍総理に早期に衆議院を解散し、自らの信を国民に問うて再出発を図るべきであると提言しました。安倍総理はそれに対しては沈黙しておりました。佐藤栄作は常に人事政策、これによって切り抜けようと努力しました。佐藤栄作は“トカゲの尻尾切りばかりやっている“と言われるほど、閣僚をクビにしました。甘い人事は行わなかったのです。私は佐藤栄作の例を話すことで、人事ではもっと厳しく対応しなければならんと話しました。安倍総理は、自らが仲間ばかり集めてお仲間お友達内閣をやっているという批判に対しては、相当こたえていたようです」。

 そして昨日、安倍総理は内閣改造を行った。

 「私は今度の人事において、安倍総理が岸田外務大臣を希望通り自由民主党の政調会長にすると同時に、岸田派の4人を入閣させることで、安倍・岸田同盟に似た関係を作ったのは、自身と一番遠い距離にあったこの宏池会=岸田派と手を結ぶことで、“えこひいき“、“お仲間を大事にする“というイメージからの脱却を図ったのだと思います。イメージチェンジを一生懸命やったのが今回の内閣改造だと思いますが、日本国民は政治家を信用しなくなっているので、上辺だけのものかそうでないのかを見極める方向に動くと思います」。

 「憲法改正はもう不可能だと思っております。安倍総理自身も事実上断念したと思います・これからは安倍内閣を一日も長く存続させるために、彼は色々なことを考えると思います。早期の解散総選挙というのはありうるんだと思っております」。

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最終更新:8/4(金) 18:59
AbemaTIMES