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住宅街で最大13・7センチ地盤沈下 首都高横浜北線の工事が影響

8/4(金) 9:01配信

カナロコ by 神奈川新聞

 首都高・横浜北線の「馬場出入り口」(横浜市鶴見区)を造るための地下工事の影響で、周辺の住宅街で地盤沈下が起きていることが3日までに分かった。首都高速道路(東京都千代田区)が住民への補償を進めている。

 同社は被害区域や戸数などを明らかにしていないが、最大13・7センチ沈んだとしている。地表面や現場付近を通るJR横浜線の擁壁にもひび割れが見つかった。原因については、「工事に伴い地下水位が低下した」と説明。過去に池があったため、地盤が軟弱だったと推測されるという。

 2015年1月に住民から苦情が寄せられ調査を開始。昨年7月に対策を講じたが、今年1月に再び沈下。現在は収まっているという。沈下場所は工事現場から離れた地点で、工事前の地盤調査の対象外だったとしている。

 すでに個別で対応にあたっているほか、今月下旬にも住民説明会を開く。同社広報課は「早めの住宅被害の把握に努め、補修費用を負担する」と話す。

 市は横浜北線の工事事業費の8・75%を出資金として負担することになっている。補償費用については不透明だが、担当者は「被害規模は把握できていない。首都高からの報告を待ちたい」としている。

 横浜北線は首都高横羽線と第3京浜道路を結ぶ全長約8・2キロで、今年3月に開通。馬場出入り口の完成予定は19年度で、変更はないという。

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