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ビョーク、近日リリース予定の新作は“恋することがテーマ”

8/4(金) 14:55配信

Billboard Japan

 アイスランドのアート・ポップ・アイコン、ビョークがニュー・アルバムをリリースする。「新しいアルバムがもう間も無く世に出る」と2017年8月2日にインスタグラムに投稿した彼女はDazed(デイズド)誌最新号の表紙も飾っており、巻頭インタビューにはジェシー・カンダが撮影した鮮やかな写真がフィーチャーされている。

 インタビューで彼女は恋人探しについて打ち明け、新作について「これはわたしのTinder(出会い系サイト)レコードみたいなもの」と表現し、ニュー・アルバムは「恋することがテーマ。あらゆるレベルで楽しいと思える人と時間を過ごすのは、当然ユートピアよね。だって、現実だもの。夢が現実になるということだから」と説明している。

 ビョークは、2015年に前作『ヴァルニキュラ』をリリースしてから自分を立て直しているのだという。同アルバムは元パートナーで現代美術家のマシュー・バーニーとの別れがテーマだったため、「前作は失恋アルバムだったから、自分でお膳立てをしてしまった」と彼女は話している。新作を聴いた人々には「“結婚したの?”って思われる」かもしれないとしつつも、「でもまだもろいのよ。できれば、これはわたしの出会い系アルバムだってことだけ言わせてもらおうかな。そういうことにしておきましょう」とコメントしている。

 彼女はまた、右翼ポピュリズムの台頭がアルバムに影響したとも語っている。「だからユートピア的なテーマになったのかもしれない。わたしの個人的なドラマだけでなく、世界が今置かれている状況を乗り切るためには新しい計画を立てなければならない」と言う彼女は、「夢がなければわたしたちは誰も変わらない。特に今は、そういう夢が緊急に必要なのよ」」と危機感を募らせていることを明かした。

 ニュー・アルバムを共同制作したアルカについては、「これまで経験した最も強い音楽的関係」と表現しており、「二人がタンゴしているのが分かるじゃない。二人の人間がエゴを捨てた時の相乗効果なのよ」と、『逃避行 / Hejira』や『ドンファンのじゃじゃ馬娘 / Don Juan’s Reckless Daughter』でコラボレートしたジョニ・ミッチェルとジャコ・パストリアスの仕事上の関係に例えている。

 ニュー・アルバムには「Allow」、「Loss」、「Features Creatures」と「The Gate」という楽曲が含まれており、「The Gate」のミュージック・ビデオは『ヴァルニキュラ』でも3作監督したヴィジュアル・アーティストのアンドリュー・トーマス・フアンが撮影したとのことだ。

最終更新:8/4(金) 14:55
Billboard Japan