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ネイマール、お金で「心動かされることはない」

8/4(金) 22:24配信

日刊スポーツ

 フランス1部パリ・サンジェルマンに加入した、ブラジル代表FWネイマール(25)が4日、フランスの首都パリで入団記者会見を開いた。

【写真】PSGのユニを手にするネイマール

 質疑応答の中で、記者から「あなたが、金が目的で移籍したと思っている人たちがいることについて、どう思いますか」と質問が出た。今回の移籍にあたって、バルセロナとの契約を解除するためのバイアウト条項に明記された2億2200万ユーロ(約289億円)を支払い、史上最高額の移籍金が発生した前代未聞の高額移籍であることが、世界中で驚きを持って報じられた。金を稼ぐために移籍したのでは? との臆測も飛び交った。

 ネイマールは「僕のプライベートを知りもしない人たちに言いたいのは、僕はお金によって心動かされることはないということだ。もし金だけを追うなら、どこか他国の他のクラブに行っているよ」と反論した。その上で「本当に悲しいのは、人々がまだそんなふうに思っているのか、ということ。一方で、パリSGが自分を信じてくれることが、本当にうれしい」と語った。

 会見に同席したナセル・アル・ケライフィ会長も「ネイマールが、我々が支払う以上の金を稼ぐことが出来るというのは正しい。もし彼が金のためだけに動く男なら、もっと金を払うクラブに行けばいい。彼がほしいのは、トロフィーであって金じゃない。彼は、このクラブに歴史を刻むために来たんだ」と語った。

 記者から、さらに「史上最高額の移籍金が発生したことについて、どう思う? それは重荷か?」と、追い打ちをかけるような質問が出た。ネイマールは「重荷じゃない。僕の体重は69キロだし、僕の背中に重荷もないよ」とジョークを飛ばした。アル・ケライフィ会長も「今は史上最高額だ。でも2、3年先もそうか? 私は高額だったとは思わない。我々は、より多くの収益を稼ぐだろう」と胸を張った。

 欧州各国のメディアは、今回の移籍を実現したパリSGに、欧州サッカー連盟(UEFA)が各クラブに赤字経営の禁止を求めるなど、財政健全化を目指し11年に導入したフィナンシャルフェアプレー制度に違反する可能性があるとも報じていた。アル・ケライフィ会長は、その点について「今回の、すばらしい移籍を実現できたことこそパリSGの力だ。クラブの経営、フィナンシャルフェアプレーの面において、我々は透明性を保っている。私は強いチームを作りたいんだ」と、全く問題がないことを強調した。

最終更新:8/4(金) 22:31
日刊スポーツ