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テスラのソーラールーフ、最初はマスクCEOや幹部の自宅で試運転

8/4(金) 9:51配信

Bloomberg

まずは電気自動車の「モデル3」。今度は太陽光パネルと屋根用タイルが一体化したソーラールーフだ。たった1週間のうちに米テスラは、画期的な新製品で別々の業界に競争を挑んだ。

テスラは2日、4-6月(第2四半期)決算発表の一環で同社初のソーラールーフ設置を完了したと公表。納入が先週始まったモデル3のように、ソーラールーフも当初の顧客は同社従業員。販売や設置のプロセスに支障がないかを従業員で確認してから、幅広く売っていきたいという。

同社のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は「私の自宅にも、JBの家にもある」と話す。JBとは最高技術責任者(CTO)のJ・B・ストローベル氏のことだ。

テスラは5月にオンラインストアを開設し、黒いガラス製ソーラールーフ設置予約の手付金1000ドル(約11万円)の受け付けを始めた。高級屋根用タイルとほとんど区別がつかず通常の材質に見えるものの、表面のすぐ下に埋め込まれた太陽光パネルに光が届くようになっている。設置開始は6月の予定だったが、テスラは実際の時期を明らかにしていない。

タイル生産はテスラのカリフォルニア州にあるフリーモント工場で始まったが、年内にニューヨーク州バッファローの新工場に移り、提携するパナソニックから追加投資を受ける。 マスクCEOは以前、製造能力が当初の販売を抑える可能性を指摘した。2018年に向けて生産を拡充し、英国やオーストラリアなどでも販売開始、テラコッタやスレート風タイルも提供する方針。

テスラのそもそもの前提は、屋根と太陽光パネルの両方を取り付ける必要をなくせば、自宅での太陽光発電が手頃な価格で魅力的になるというものだ。同社は、既存の屋根を取り外してソーラールーフを設置、そのメンテナンスなどを含む全プロセスを管理できるとしている。設置期間は1週間程度という。

原題:Tesla Finishes First Solar Roofs―Including Elon’s House(抜粋)

Tom Randall

最終更新:8/4(金) 9:51
Bloomberg