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新たな女性ラッパーのスター誕生? カーディ・Bのデビュー曲が4週目で全米トップ30入り

8/5(土) 21:20配信

bmr.jp

新たな女性ラッパーのスター誕生? カーディ・Bのデビュー曲が4週目で全米トップ30入り

新たな女性ラッパーのスター誕生? カーディ・Bのデビュー曲が4週目で全米トップ30入り

元ストリッパーで、Instagramなどへの過激な投稿で有名になったことで知られるニューヨークの24歳女性ラッパー、カーディ・Bのメジャー・デビュー・シングル“Bodak Yellow”が、チャートイン4週目にして全米チャートのトップ30入りを果たすという勢いを見せている。

ドミニカ系の父とトリニダード・トバゴ系の母を持ち、カーディ・Bは、ストリップで稼いだ金で学校へ復学するも、大学を中退。だが、2013年頃からVineやInstagramなどを通じて、過激な露出写真・動画や炎上発言などを投稿し、数十万人にフォローされるなど一躍ネットセレブの仲間入りを果たし、これをきっかけに、人気リアリティ番組『Love & Hip Hop: New York』の2015年12月から放送が始まったシーズン6にレギュラー出演。全国的な知名度を得ていった。このリアリティ番組の放送の直前から本格的にラッパーとしてのキャリアをスタートさせた彼女は、2016年3月にミックステープ『Gangsta Bitch Music, Vol. 1』を発表するなど活動し、今年に入ってメジャー・レーベルのAtlantic Recordsと契約。一部ではその契約金は数百万ドルに及ぶと報じられた。

今年6月に開催された〈BET Awards〉では早くも最優秀新人と最優秀女性ヒップホップ・アーティストにノミネートを受け、全米ナンバーワン・ヒット“Bad and Boujee”を放った新進ヒップホップ・トリオ=ミーゴズのメンバーであるオフセットとの交際が噂されるなど注目を集めるカーディ・Bは、〈BET Awards〉の前週にメジャー・デビュー・シングルとなる“Bodak Yellow”を発表。ストリッパーだった過去に触れつつ、今は踊らなくとも稼げていると自負するこの曲は、7月上旬に全米チャート85位に初登場した後、2週目に78位、TV出演などの露出を経て3週目には49位へと急上昇し、今週の4週目には28位へとジャンプアップ。新人としては異例のスピードで見事トップ30入りを果たした。2010年以降、女性ラッパーがゲストなしの単独曲でトップ30入りしたのは、ニッキー・ミナージュ、ヤング・エムエーに続いて3人目だという。

米ラップ・ソング・チャートでは前週14位から今週8位とトップ10入りした“Bodak Yellow”は特に、ストリーミング・チャートで前週30位から今週13位へと大きく上昇、ストリーミング再生回数は前週比42%アップとなったほか、ラジオ・エアプレイ数も前週比59%アップということで米R&B/ヒップホップ・エアプレイ・チャートでも前週32位から今週18位に上昇と、勢いを見せている。

17歳で豊胸や豊尻などの美容整形をしたことを明かすなど率直なキャラクターでも人気で、女優タラジ・P・ヘンソンが以前からのファンだと公言しているほか、リル・キムやレミー・マー、ソランジュなど女性アーティストたちからも支持を得るカーディ・B。米ヒップホップ/カルチャー・メディアのMass Appealは、ヒップホップ界において女性が活躍するのは難しいという前置きも述べつつ、「ニューヨークの新たな女王」と題した記事の中で、「セックスアピールなど、彼女の成功を才能以外の要因で帰結させようとする人はいるだろう」が、「才能がなければ2年でここまで昇りつめることは不可能だった」と評した。

先日発表された2017年上半期のアメリカにおける音楽市場レポートによれば、R&B/ヒップホップ作品は、この2017年上半期における音楽消費の全体の25.1%を占め、他ジャンルと比較して「もっともヒットした/消費されたジャンル」になったと報告されており、特にヒップホップは目を見張る勢いを見せているため、カーディ・Bにとっては追い風が来ている状況とも言えそうだ。

最終更新:8/5(土) 23:20
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