ここから本文です

兵庫・香住の「小原の弁天さん」鳥居再生 弁天淵は30年ぶり復活

8/5(土) 7:55配信

産経新聞

 香美町香住区小原地区の弁天岩(高さ約15メートル)にある「小原の弁天さん」の大小の鳥居が、約10年ぶりにリニューアルされた。そばの弁天淵(ぶち)も約30年ぶりに復活したことで、地元は「香住の新しいパワースポットになってほしい」と期待している。

 弁天岩は同地区を流れる矢田川中流域の左岸にあり、地元では水にちなんだ「小原の弁天さん」として親しまれ、「女神」の弁天さんにお参りすると「子供の夜泣きがやみ、元気に育つ」と、子育てに御利益があるとされる。

 また、「矢田川の原風景」といわれた弁天淵は、昭和30年代に6~7メートルの深みがあり、地元の子供たちの川遊びやアユの生息場所として人気があったが、河川改修や上流からの土砂の堆積などで深みが消失。

 地元は平成25年から県新温泉土木事務所などと協力して「弁天淵」復活に取り組み、護岸を再整備して約2年がかりで復活させた。

 住民らで作る「五輪の友」は約10年前、弁天さんの古いほこらを新しくし、手作りの小さな鳥居と地上部に高さ約3メートルの鳥居を建て、弁天岩前の広場に花壇や説明板を整備した。

 しかし、白木の鳥居は長年の風雨で傷みが目立ち、今回は「弁天淵復活」と「小原の弁天さん」を広くアピールする狙いで、鳥居を鮮やかな朱色に塗装。大きな鳥居の下には石製のさい銭箱を設置した。五輪の友会長の長濃孝さんは「弁天岩を地域のにぎわいの場所にしたい」と話した。

最終更新:8/5(土) 7:55
産経新聞