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藤枝順心悔しさ残る準V 全国高校総体サッカー女子

8/5(土) 8:44配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 ■サッカー

 ▽女子決勝

 日ノ本学園(兵庫) 1(0―0 1―0)0 藤枝順心

 ▽得点者【日】渋川(伊藤)



 【評】藤枝順心は日ノ本学園の堅守を崩せなかった。

 藤枝順心は前半、最終ラインが相手の速攻をしのぎながら、右サイドの小原がゴールに迫ったが、決定力を欠いた。

 後半はパスミスが目立った。相手にボールを支配され、18分に失点した。試合終了間際にこぼれ球を原田が左足で狙ったが、ゴールの枠を外れた。



 ■来年は地元開催、雪辱誓う 「絶対に取り返す」

 準決勝まで3試合で13得点した藤枝順心の破壊力は影を潜めた。日ノ本学園の統率の取れた守備網にはね返され、終了間際の原田のシュートも外れた。「自分が決めていれば」と原田は唇をかんだ。

 滑りやすいピッチが影響したのか、パスの精度を欠いて前線にボールが収まらない。奪われた後は相手にロングボールで背後を狙われる場面も少なくなかった。隙を突かれた失点もGKと最終ラインの間を狙われた浮き球パスから。千葉主将は「最後まで集中できず、技術不足も感じた」と言葉を絞り出した。

 連覇は逃したが、選手層の厚さを見せた大会でもあった。1回戦で2得点ずつした並木、小原を2回戦の明成(宮城)戦は温存したが、代役の青木が先制ゴールを決めた。試合中に頻繁にポジションを替えるなど選手の「引き出し」の多さも目立った。

 多々良監督は「今季はまだ半分。全国総体がゴールではない」と来年1月の全日本高校女子選手権をにらむ。「悔しい思いをしてさらに成長してもらえば」とイレブンを思いやった。

 来年の全国総体サッカー女子は藤枝市が舞台となる。4試合ともフル出場した1年の長江は「絶対に(優勝を)取り返しにいく」と地元大会での雪辱を誓った。

静岡新聞社