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明治・大正期の授業、着物姿で体験 磐田・旧見付学校

8/5(土) 9:18配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 磐田市の国指定史跡旧見付学校で4日、明治、大正期の授業の体験会が開かれ、地元の小学生23人がかすりの着物姿で国語と工作の授業に臨んだ。児童らは明治期の小学読本から引用した旧仮名遣いの単語や文章の朗読に挑戦。鉛筆とノートの代用として、チョークのような石筆で石盤に絵を描くなど、現代との勉強道具の違いも学んだ。

 教師役の同施設職員も和装で参加し、木の机が並ぶ教室内は100年前にタイムスリップしたような不思議な雰囲気に包まれた。

 工作の授業では地元の住民ボランティアの指導で紙鉄砲を作ったほか、竹馬やこま回しなど昔の遊びを楽しんだ。

 同市立富士見小5年の男子児童(10)は「『てふてふ』をちょうちょと読むのが難しかった。着物で授業を受けて、昔の人の感覚が少し分かった」と話した。

 旧見付学校は1875年に建てられ、現存する擬洋風建築の木造小学校校舎では国内で最も古い。現在は歴史展示施設として使われている。

静岡新聞社