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4~6月期決算本格化 2年ぶり営業増益の公算 通期予想の上方修正相次ぐ

8/5(土) 7:55配信

産経新聞

 3月期決算企業の平成29年4~6月期決算の発表が本格化している。SMBC日興証券が3日までに発表を終えた東京証券取引所1部に上場する673社(金融除く、全体の51・6%)の決算を集計したところ、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比12・9%増の5兆6090億円で、4~6月期としては2年ぶりに営業増益となりそうだ。

 売上高は7・5%増、経常利益は28・5%増、最終利益は46・4%増だった。このまま推移すれば、4~6月期としては2年ぶりに増収増益となる公算が大きい。

 海外経済の回復や為替相場が前年同期に比べて円安だったことが背景にある。製造業の営業利益は25・8%増と全体を牽引(けんいん)。非製造業は4・9%減だった。

 好決算を背景に、30年3月期通期の業績予想を上方修正する企業が相次いでいる。3日までに営業利益を上方修正したのは57社で、下方修正の13社を大きく上回る。業種別では電気機器や自動車、鉄鋼といった外需型の製造業が目立つ。

 伊藤桂一チーフクオンツアナリストは、30年3月期の業績予想実現に関し「極端な円高に振れないなど、企業側の想定が崩れないことが最大のポイント」と話した。

最終更新:8/5(土) 8:46
産経新聞