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<J1>浦和、痛恨のドロー 新体制、守備課題残す

8/5(土) 23:49配信

毎日新聞

 △浦和2-2大宮△(5日、埼玉)

 監督解任という劇薬を勝ちに結びつけることはできなかった。ペトロビッチ前監督が去り、堀監督に交代しての初戦は、2度リードしながらも逃げ切ることができなかった。

 今季は前節まで36失点。そして13試合連続失点中と不振にあえぐチーム。守備の立て直しは喫緊の課題だった。監督交代から1週間も満たないなかで、序盤は集中を切らさずに体を張り、守り切れていた。「狙っていたコンパクトな守備はできた。途中まで狙い通りの展開」と堀監督は言う。

 だが、その展開は1-0の後半21分に崩れてしまう。宇賀神が遠藤へパスをつなごうとしたが、呼吸がずれて相手にボールを奪われたのがきっかけで同点とされた。3分後に柏木のゴールで勝ち越したが、試合終了間際に再び失点。相手FWに遠藤が競り負け、頭で決められた。「相手にパワーを持たれたときに守りきれなかった」と堀監督は落胆した。

 ただ、前体制からの変化は見られた。これまで主力が固定されてきたが、前監督の下では出場機会がほとんどなかった菊池が中盤の左サイドで起用され、チーム内に競争が持ち込まれている。

 それでも結果が伴わなかった。曇った表情の遠藤は「守備のオーガナイズ(組織的な守備)は改善できている。それを続けるしかない」と必死に前を向く。好材料もあったが、チームが抱える課題は簡単には解消されない。【福田智沙】

最終更新:8/5(土) 23:49
毎日新聞