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イラン、核合意順守を約束=「米国が違反」と批判

8/5(土) 22:04配信

時事通信

 【カイロ時事】イランのロウハニ大統領は5日、テヘランで欧州連合(EU)のモゲリーニ外交安全保障上級代表(外相)と会談し、主要国と結んだ核合意について「相手が違反しない限り順守する。米国の度重なる違反と対イラン追加制裁は、イランの世論に悪影響を及ぼす」と圧力を強める米国に強い不信感を示した。

 大統領府が発表した。

 5月に再選を果たしたロウハニ大統領は今月3日の最高指導者ハメネイ師による認証式で、1期目同様に国際社会との対話協調路線を堅持する方針を表明。核合意に沿った経済制裁解除の拡大を実現し、雇用増や経済の再生に注力する考えを示していた。

 5日の会談では、「核合意の重要部分は経済、金融、貿易関係の円滑化であり、早急かつ完全に実施されるべきだ」と述べ、一層の関係改善努力をEUに促した。

 ロウハニ大統領は同日、国会で2期目の宣誓式に出席。演説で「米国は、効果のない制裁と脅迫に固執している。核合意を破棄すれば、自らの政治生命が終わることを悟るべきだ」と改めてトランプ米大統領をけん制した。 

最終更新:8/6(日) 0:24
時事通信