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老後の生活設計。株式と投資信託、どちらがより安全?

8/5(土) 8:00配信

ファイナンシャルフィールド

老後の生活設計、年金支給額の減少やマイナス金利から資産運用への必要性を感じているケースが増えています。

ただ、株式は80年代終わりのバブル経済の破綻、最近ではリーマンショックなど「下落リスク」というトラウマに縛られて、「悪者扱い」が定着しているようです。

一方投資信託という言葉で「なんか難しそう。」と敬遠され、今一歩を踏み出せない方をよく見かけますが、リスク許容度や投資への考え方で、どちらがよりふさわしいか絞り込むことができます。

どのくらいの時間でどのくらい増やしたいか

株式か投資信託のどちらにするかを決めるには、「どのくらいの時間をかけて」「どのくらい増やしたいか」という目安をイメージすることからスタートします。

これを漠然としたイメージではなくてできるだけ具体的な数字で表されるようにします。例えば、「10年かけて300万円ためる。どうしてかというと子どもの学費に必要だから」とか「海外旅行に行きたいので、がんばって5年かけて100万円を130万円にしたい」といった感じです。

短期間で、多く貯めたい場合は当然値動きの大きい株式、長期間かけてじっくり貯める場合は、株式に比べればいろいろな銘柄が入っている投資信託を選択することになります。

安全かどうかはどこまでリスクを許容できるかで決まる

どうしても短期間である一定の金額を貯めたい場合は、一品料理である株式を選択することになりますが、株式を選択すれば、上げの力は大きいかわりに下げるリスクも大きくなることは理解しておかなければなりません。

同じ1,000円を持っていて、カレーを食べたいと思って注文したものの、味がイマイチだったとしても完食するしかありません。一方、定食の場合、味噌汁はイマイチだけど、主菜は美味しかった。というのと同じです。

したがって、教科書的には明らかに分散投資をしている投資信託のほうが安全といえるかもしれませんが、この場合でも、投資信託の中に入っている銘柄がすべて下落してしまう可能性もゼロではありません。

ただ、下落度合は分散されている分だけ抑えられるといえるでしょう。要は、投資をする皆さんがどこまでリスクを許容できるかということです。

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