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書き入れ時に台風、観光業者ため息 奄美大島

8/5(土) 11:37配信

南海日日新聞

 8月最初の週末を襲った台風5号。鹿児島県奄美群島の観光業者にとって書き入れ時と重なり、関係者からはため息が漏れた。海、空の便の欠航に伴い、足止めされた観光客は4日、インターネットで交通情報を収集したり、家族とだんらんしたりと室内で静かに過ごしていた。5日も奄美と本土、沖縄を結ぶ航空、航路の欠航が続いている。

 奄美市笠利町のリゾートホテル「ばしゃ山村」は2割程度の予約キャンセルが発生した一方、延泊を余儀なくされた人もいた。

 奥圭太取締役(41)は「奄美に台風はつきものだが、とても痛い。夏場の初めごろに来ると後々まで影響して客足が鈍ってしまう」と困惑顔。「停電も懸念されるが、できる限り宿泊客の不安を取り除くことに努めたい。今夜はスタッフ総出です」と表情を引き締めた。

 20年以上、夏の奄美旅行を恒例にしているという川崎市の司法書士、木村誠さん(64)は「台風は3、4回経験している」と慌てる様子もなく、「仕方ないので滞在中は家族でゆっくり過ごしたい」と話した。

 同市笠利町の奄美空港近くのレンタカー事業所は4日も平常通り営業したが、利用客も少なく店内は静か。担当者は「台風接近の恐れが出てきた2日以降、キャンセルが相次いだ。電話はおよそ50件。飛行機の欠航で利用を延長した人もいた」と話した。

奄美の南海日日新聞

最終更新:8/5(土) 11:37
南海日日新聞