ここから本文です

アウディQ2 1.0TFSI SPORT 試乗レポート|美しくユニークなアウディ最小のコンパクトSUV

8/5(土) 12:04配信

オートックワン

A3スポーツバック同様のMQBプラットフォームを採用

今回ご紹介する「アウディQ2」は、SUVのラインナップの末っ子として仲間入りした同社最小のSUV。アウディの車名の数字は車格を表すものだが、Q2の骨格構造はアウディ A3と同じ横置きエンジン用のMQBプラットフォームがベースとなっている。つまり、アウディの最小モデルの「A1」をSUV化したのではなく、どちらかというと「A3」のサイズに近い。

アウディQ2 1.0TFSI SPORTの詳細を画像で見る

実物は想像していたよりもずっと豊かな印象を受ける。具体的には、全長4200mm×全幅1795mm×全高1530mm、ホイールベースは2595mm。A3スポーツバックよりも全長は125mm短く、全幅は10mm横幅が広く、全高は80mm背が高い。直進安定性や居住空間に影響する前後のタイヤの間隔(ホイールベース)は40mmも広くとられている。

多面体形状のボディデザインが美しく、そしてユニーク

今回試乗したのはベガスイエローの“Audi Q2 1.0 TFSI Sport”。

鮮やかなイエローは、アウディ最小の猛獣と言われた「S1」の特別色として設定されていたもの。S1には約25万円のオプションとして設定されていたが、Q2では6万円というバーゲンプライス。生産ラインと別工程で塗装していたS1とは違い、Q2は工場の生産ラインで塗れることで輸送コストが抑えられたらしい。特別色の希少性が薄れる点ではブランドの在り方に疑問が残るものの、これだけインパクトのあるカラーをSUVに重ねても、嫌味なく溶け込んでいるあたりは見事といえる。

Q2がこなれて見える理由は「ポリゴン」と呼ばれる多面体のボディにあるだろう。アウディの顔であるシングルフレームグリルは八角形で描かれており、低くワイドに構えて見せる視覚効果をもたらしている。サイドビューはガラスエリアとドアパネルの面積を1:2の黄金比で構成し、人が美しいと受けとめるバランスでまとめ上げた。

ユニークなのはドアパネル上部の六角形のキャラクターライン。固形バターの角をナイフでそぎ落としたようにエッジを効かせた面構成は、これまでのアウディにはなかった斬新な表現といえる。さらに、クォーターピラーのパネルをコーディネートすることも可能だ。こうした「ハズし」のテクニックを効かせることで、カジュアルにのりこなせるSUVのキャラクターを印象づけることに成功している。ちなみに、撮影車のパネルはシルバーで、グリルと同色のコーディネート。もちろん、ベガスイエローとの相性も抜群だ。

1/4ページ

最終更新:8/5(土) 12:04
オートックワン