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地図で分かる! 世界5大宗教の歴史と広がり

8/5(土) 8:40配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

イスラム教、仏教、キリスト教、ユダヤ教、ヒンズー教 ー 。世界の人口の約77%が、この世界5大宗教のいずれかを信仰している。

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これらの宗教はアジアやヨーロッパ各地に続き、徐々にアフリカやアメリカへ広がったが、分断され、不安定だ。

これらの主要宗教がどのように地球の隅々にまで拡大していったか、紹介しよう。

多くの学者は、ヒンズー教が最初に生まれた宗教であり、それはキリスト誕生の数千年前から始まったと考えている。

ヒンズー教は数百年をかけて、インダス川流域全体、現在のインドで広まった。

ヒンズー教が広まる中、古代メソポタミアの都市ウル(Ur)でアブラハムが誕生。改宗の波は、亜大陸を覆った。

紀元前1000年頃、ユダヤ教は地中海に沿って広がり始め、現在のレバノン、ヨルダン、シリア、イスラエルで栄えた。

紀元前563年、現在のネパールでゴータマ・シッダールタが生まれた。彼は後にブッダとなり、仏教を興した。仏教はすぐに中国へ広がり、さらに東へ伝わった。

西暦33年頃、ローマ帝国は扇動行為と反体制思想を理由に、イエス・キリストを十字架にはりつけ処刑した。ローマ帝国の支配地域では、キリスト教は犯罪とされ、処刑の対象となった。

にもかかわらず、キリストの磔刑後まもなく、宣教師たちはヨーロッパへ展開した。キリスト教を布教し、亡命したユダヤ人を改宗するためだ。

最初の千年紀の半ばを過ぎ、預言者ムハンマドがメッカで生まれた。イスラム教は中東、北アフリカ、一部アジアへと急速に広まっていった。

ヒンズー教がインドで、仏教が中国でとどまる一方、オスマン帝国の交易や征服により、イスラム教はアフリカ北部やヨーロッパ南部にも広がっていった。

15世紀の大航海時代、ヨーロッパの探検家は大西洋を渡り、新世界を植民地化。キリスト教が、南北アメリカに到達した。

19世紀後半には、ヨーロッパの列強諸国が多くのアフリカの国を植民地化し、イスラム教の拡大を阻止した。

1948年5月14日、イスラエル建国。70年が経った今も、イスラエル人とパレスチナ人の間には、イスラエルの一部の所有権をめぐる緊張が続いている。

5大宗教は現在、複雑にモザイクのように入り組んだ世界で、58億人の信者を得ている。

[原文: Mesmerizing maps show how religion has spread throughout the world]

(翻訳:本田直子)