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レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表「ハミルトンが表彰台を諦めたことに“感心した“」

8/5(土) 11:52配信

motorsport.com 日本版

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、ハンガリーGPでルイス・ハミルトン(メルセデス)が表彰台を諦めたことに“感心した”と語った。

【写真】レース中、ペースが上がらなかったボッタスは、フェルスタッペンに迫られることになった

 ハンガリーGPでフェラーリを追うためにチームメイトのバルテリ・ボッタスに3番手を譲ってもらったハミルトン。しかしフェラーリを攻略できなかったハミルトンは、最終ラップで”約束通り”ボッタスにポジションを返した。

 レースの後、ポジションを返すことに迷いがあったことを認めているハミルトンは、ボッタスに譲った3ポイントが今季のタイトル争いにおいて痛手になる可能性を認めている。しかしハミルトンは、自分の言葉に対し忠実であることを選択したと語っていた。

 その時、メルセデスのふたりの後ろで走行していたのはレッドブルのマックス・フェルスタッペンだった。ハミルトンが一歩間違えれば、フェルスタッペンに交わされてしまう可能性があったのにも関わらず、そのような行動をしたメルセデスにホーナーは驚いたという。

「そのような行動をとったメルセデスに驚かされたが、その一方でバルテリは厳しいだろう。なぜならその瞬間に、彼自身がチャンピオン争いから外れていることを伝えられたも同然の行為をされたからだ」とホーナー。

「ルイスがポジションを返したことにも感心させられた。彼は最大のライバルにポイントを与えてしまったのだ。最終的にはふたり(ハミルトンとセバスチャン・ベッテル)の戦いになるだろう。それにフェラーリでのキミ(・ライコネン)の立ち位置もまざまざと見せつけられた」

 ホーナーは、以前レッドブルでもふたりのポジションを入れ替えることで、ライバルに攻撃を仕掛け、もし順位を上げることができなければ、チームメイトにポジションを返すという条件つきの作戦を実行したことがあると明かした。

「我々は2年前にモナコでその作戦を実行したのだ……しかし、チャンピオンシップを争うドライバーがいない時とでは少々状況が異なってくる」

「メルセデスが抱えているジレンマは、ハミルトンがリードドライバーであること、そしてある時点で彼に全てを懸けなければいけないということだ」

Jonathan Noble