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SNSによる「デートDV」が急増 過度な干渉や拘束もNG

8/5(土) 17:00配信

AbemaTIMES

 望まない妊娠、性感染症、デートDV、これらの問題の背景には性にまつわる知識の不足が原因として挙げられる。SHELLYがMCを務めるニュース番組『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~』では、ゲストたちが学校では教えてくれない知識を伝授。保健体育の教科書では分からない教育の実態を語った。

 “デートDV”で一般的に挙げられるパターンは、ストレスが解消されるまで相手の暴力が続き、それを過ぎると優しくなり、その後再度相手のストレスが増えたところで、また暴力をふるわれるという負のパターンだ。デートDVは目に見える暴力だけではない。携帯電話やスマートフォン、LINEなどのSNSによる過度な干渉や拘束、またそれらを利用し孤立させられることなどもデートDVにあたる。近年ではこのケースが急増しているという。

 性犯罪被害に詳しく、多くの事例を解決してきた弁護士の上谷さくらさんは「性行為の同意をしたかどうかを判別する明確な基準はない」と説明。そのうえで「付き合っていて自分の部屋でキスをして押し倒したりしたときに、女の子が抵抗をしない場合、実は女の子が嫌だと思っていても、犯罪としては立証されないと思う」とコメント。

 しかし、「これまで暴力を受けることがあった」「裸の写真で脅迫された」などの事情があれば犯罪と認定されるケースもある。レイプ被害に遭わないためには、NOと言えるときにはっきり意思表示をしないと法的に立証できないという。

 2017年7月の刑法の改正により「強制性交等罪」が設けられ、女性だけだった被害者の適用が男性にも拡大。これまでは強姦罪は3年以上だったが、強制性交等罪では引き上げられ5年以上となり、法律的にも厳しく罰せられるようになった。

 産婦人科医の河野美代子さんは「(病院には)新幹線でコーヒーを勧められて飲んだら意識を失い、気づいたらホテルだったという子もいた」と過去のエピソードを紹介。これに対し、上谷さんは「飲み物や食べ物に何かを入れられたという証拠がないと立証は難しい。さらに、被害者の記憶があいまいなので捜査が難しくなる」と説明した。

 これを受けMCのSHELLYは「海外にはデートレイプドラッグ(レイプ目的で意識を失わせるために、飲み物や食べ物に隠して入れられる薬)がけっこうあって。クラブとかお酒は必ずバーテンダーが作っているのを見てから飲むように教わった」と話した。続けて「悔しいけど、そういう知識を身につけて自分の身は自分で守るようにしないと。今の法律や状況では厳しいのでは」と日本の現状を指摘した。

(AbemaTV/『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~』より)

最終更新:8/7(月) 12:44
AbemaTIMES