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【FIA-F4】第9戦富士:角田裕毅が笹原右京を抑え、今季2勝目をマーク

8/5(土) 21:40配信

motorsport.com 日本版

 FIA-F4選手権の第9戦が富士スピードウェイで行われ、角田裕毅(SRS/コチラレーシング)が笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)との一騎打ちを制して今季2勝目を挙げた。

 ポールポジションを獲得した大湯都史樹(HFDP/SRS/コチラレーシング)がマシントラブルで欠場する中、ホールショットを奪ったのは2番グリッドの角田。笹原もアウト側から並びかけたものの、2番手に続いた。

 走路外走行を複数回したとして3グリッドダウンのペナルティを受けた宮田莉朋(FTRSスカラシップ)は、7番グリッドから6番手。後方から第8戦のウイナー、大滝拓也(SRS/コチラレーシング)が迫った。

 6周目、宮田は川合孝汰(DENSO ルボーセ F4)をホームストレートで交わし5番手へ。3番手争いは、河野駿佑(HubAuto F110)が平木湧也(DENSO ルボーセ F4 FTRS)をダンロップコーナーでオーバーテイクした。

 その間に、トップ2と3番手河野とのギャップは2.5秒ほどまで開いた。逆に3番手は河野から大滝までの4、5台の集団に。この集団の中で宮田が1コーナーで立て続けにオーバーテイクを見せ、残り7周の時点で3番手となった。

 残り3周を切り、2番手笹原の背後には4秒を超えるギャップがあり、優勝争いは角田と笹原のふたりに絞られた。3番手集団は徐々にばらけていくが、河野だけはぴったりと宮田の背後につけた。

 トップ争いはファイナルラップに突入。このまま角田の優勝かと思われたが、ADVANコーナーでわずかにオーバーラン。これでスピードダウンした角田の隙を狙い、笹原はダンロップコーナーでインに飛び込むがオーバーテイクはできなかった。それでも最終コーナーまで諦めずにクロスラインで仕掛けていくが、最終コーナー出口でわずかに膨らみ万事休す。角田がトップでチェッカーを受け、今季2勝目を飾った。

 最後は河野を1秒引き離した宮田が3位。7番グリッドスタートからチャンピオン争いをしている笹原のすぐ背後でゴールできたため、最小限のダメージで済んだと言えるだろう。

 第9戦が終わった時点で、ランキングトップの笹原は156ポイントを獲得。宮田は133ポイントで23ポイント差となっている。

松本和己