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米雇用統計:7月は20.9万人増、予想上回る-娯楽や製造業で伸び

8/4(金) 23:40配信

Bloomberg

米国の労働市場では7月に市場予想を上回る雇用者の増加がみられた。失業率は16年ぶり低水準に並び、賃金の伸びも予想を上回った。

米労働省の4日発表によると、非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比20万9000人増加。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は18万人増だった。

家計調査に基づく7月の失業率は4.3%で、エコノミスト予想に一致した。

平均時給は前月比で0.3%増で、市場予想に一致。前年同月比では2.5%増と、予想の2.4%を上回った。週労働平均時間は34.5時間で、市場予想に一致した。

7月は広範にわたり雇用増が見られたが、特に娯楽・ホスピタリティ関連が2015年9月以来で最も雇用者が増加した。製造業や教育、ヘルスケア関連も5カ月ぶりの高い伸びとなった。

ジェフリーズのチーフ金融エコノミスト、ウォード・マッカーシー氏(ニューヨーク在勤)は「労働市場は引き続き非常に良好だ。見通しも極めて明るい」と述べ、「民間部門では今も多くの求人があり、あらゆるスキルレベルにおいてほぼ完全雇用に近づいている」と指摘した。

労働参加率は62.9%と、前月の62.8%から上昇した。フルタイムでの職を望みながらもパートタイム就労を余儀なくされている労働者や、職探しをあきらめた人などを含む広義の失業率は8.6%で前月と変わらず。正社員を希望しながらもパートタイムで働く労働者は4万4000人減少して528万人だった。

民間部門の雇用者は20万5000人増。市場予想の18万人増を上回った。前月は19万4000人増。政府職員は4000人の増加となった。

製造業の雇用は1万6000人増、小売りは900人増、娯楽・ホスピタリティ関連は6万2000人の増加だった。

原題:Payroll Gain of 209,000, Wage Pickup Show U.S. Labor Strength(抜粋)

Michelle Jamrisko

最終更新:8/4(金) 23:40
Bloomberg