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ボーイング、787-8で一筆書き 18時間の飛行試験で

8/6(日) 11:24配信

Aviation Wire

 ボーイングは、787-8型機の飛行試験機(登録番号N7874)が米国での飛行試験で、22州以上の上空で飛行機の絵を“一筆書き”で描いた。

 試験機は8月2日午後3時30分すぎに、ワシントン州シアトルのボーイング・フィールド(キング郡国際空港)をBOE004便として出発。飛行機の絵を“一筆書き”で描くように約18時間におよぶ耐久試験飛行を実施し、翌3日午前9時40分すぎにボーイング・フィールドへ戻った。

 ボーイングによると、機首は同社の民間機を製造するワシントン州ピュージェット・サウンド地域を指し、翼はカナダ国境近くのミシガン北部からテキサス州南部まで伸びており、尾部はアラバマ州ハンツビルとなった。

 ボーイングは、今年2月には737 MAX 8の飛行試験4号機(N8704Q)により、米国上空で「MAX」と描いている。

 787は標準型の787-8、長胴型の787-9、超長胴型の787-10の3機種で構成。もっとも新しい787-10は、全長は787-9と比べて5.5メートル長い68.3メートルと、3機種のうちもっとも長い。前部胴体は約13メートルで、787-9と比べて3メートル長く、約7メートルの787-8と比べると約2倍。中胴も787-9と比べ、3メートル長い。

 8月末時点での受注は、787-9が681機でもっとも多く、787-8が425機、787-10が169機と続く。引き渡しは787-8が340機、787-9が225機で、787-10は2018年に初号機納入を予定している。

 日本の航空会社では、全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(9202)と日本航空(JAL/JL、9201)が787を発注。ANAは787-8を36機、787-9を44機、787-10を3機の計83機発注済み。このうち787-8は2016年5月に完納となっている。JALは787-8を25機、787-9を20機発注済みで、787-8は2016年7月に受領を終えた。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:8/6(日) 11:24
Aviation Wire