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「ラストラン」ボルト破ったガトリンに大ブーイング 朝原氏「ドーピングした選手は英雄になれない」

8/6(日) 11:21配信

J-CASTニュース

 世界陸上の男子100メートル決勝(日本時間2017年8月6日、ロンドン競技場)が行われ、アテネ五輪金メダリストのジャスティン・ガトリン(35=米国)が9秒92で優勝した。「人類最速の男」ウサイン・ボルト(30=ジャマイカ)のラストランは、9秒95の3位に終わった。

 競技場内では、ガトリンにブーイング、ボルトに万雷の拍手が浴びせられた。ラストランを終えたボルトがたたえられるのは当然にしても、優勝したガトリンがけなされるのはなぜなのか。インターネット上ではこうした声も上がったが、どうやら過去に起こしたドーピング騒動が尾を引いているようだ。

■ボルトには「ウサイン・ボルト」コール

 2016年のリオデジャネイロ五輪では、ボルトが9秒81で1位、ガトリンが9秒89で2位だった。この日は序盤から、ガトリンがボルトの前に出た。いつものような終盤の伸びに欠けたボルトは、最後までその差を詰められなかった。

 競技場内の掲示板でガトリンの名前が1位に表示された瞬間、客席からブーイングが巻き起こった。ガトリンと抱擁した後、スタンドの前をボルトが歩き始めると、ブーイングは「ウサイン・ボルト」の大声援に一変する。万雷の拍手が鳴りやまなかった。

 ツイッターやネット掲示板など、インターネット上ではこの異様な状況に疑問の声が上がった。

  「ボルト最後で勝ってほしい気持ちもわかるけど、勝ったのはガトリンなんだからブーイングは良くない」
  「世界的英雄だもの。分かる。分かるけど。ブーイングだけはやめて欲しかった」

 ゴール直後、雄叫びを上げ口元に人差し指を当てる仕草をしたガトリンには「ガトリンのブーイングする観客に対する『黙れ』のポーズ、かっこよき」という声も上がった。ガトリンはボルトより5歳年上だから「信じられる?30歳のボルトを破ったのは、なんと35歳のガトリン」という声も寄せられた。

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最終更新:8/6(日) 11:21
J-CASTニュース