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<世界陸上>サニブラウン飛び出す角度修正がマイナスに

8/6(日) 4:13配信

毎日新聞

 【ロンドン小林悠太】陸上の世界選手権は第2日の5日、ロンドン競技場で男子100メートル準決勝があり、サニブラウン・ハキーム(東京陸協)は10秒28(向かい風0.2メートル)で2組7着となり、決勝進出を逃した。

 前日の予選で自己ベストタイの10秒05を出して同組を1着で通過。サニブラウン自身も「決勝に行って、メダルまで狙える」と思うほど好調だった。しかし、日本勢初の決勝進出の夢は、スタートからわずか4歩目であっけなくついえた。

 右足が思ったよりも上がらず、バランスを崩す。気持ちは切れてしまい、左隣の2011年世界選手権王者のヨハン・ブレーク(ジャマイカ)らに置いていかれる。持ち味の加速も見せられないままフィニッシュ。同組の3着は10秒10で決勝に進んでいる。力を出せばつかめた決勝進出を逃し、「盛大にやらかしました。もったいない」と悔やんだ。

 今季の飛躍は、苦手だったスタートの改良がうまくいっていたから。前日の予選後、さらに良くするため、飛び出す角度を修正したが、それがマイナスに働いた。発展途上ゆえの失敗に、18歳は「100メートルは一つのミスを犯すと巻き返すのが大変だと身に染みた。今後にこの経験をつなげたい」と必死に前を見据えた。

 決勝進出の目標は、7日から予選が始まる200メートルに持ち越しに。ただ、実力で引けを取った訳ではない。「しっかり気持ちを切り替えて、リフレッシュして臨みたい」と意気込んだ。

最終更新:8/6(日) 4:21
毎日新聞