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美人画の数々に見入る 石見美術館で「没後70年 北野恒富展」

8/6(日) 7:55配信

産経新聞

 明治・大正・昭和にかけて個性的な女性像を描き続けた近代大阪画壇を代表する日本画家、北野恒富を紹介する企画展「没後70年 北野恒富展」(産経新聞社など主催)が5日、島根県益田市の県立石見美術館で開幕した。9月18日まで。

 会場には、「美人画」の名手とされた恒富が描いた日本画やポスター約100点、下絵や書簡、印などの関連資料約60点を展示。訪れた人たちが、作品によって作風が大きく異なる恒富の世界に見入っている。

 「一度見たら頭から離れない美人画に、忘れられないポスターの女性。見ごたえのある展覧会になっている」と澄川喜一館長。担当した川西由里学芸員は「時代や媒体、要請によってさまざまに描き分け、一人の画家が描いたとは思えない幅広い作風の女性像を楽しんで」と話している。

 観覧料は大人千円、大学生600円、小・中学・高校生300円。問い合わせは同美術館((電)0856・31・1860)。

 期間中の主な関連行事は次の通り。

 ■ギャラリートーク「彼女たちの事情」(8月13日、9月10・18日の各午後2時から、展示室D)恒富が描いたミステリアスな女性像に学芸員が迫る。観覧料で参加可能。

 ■グラントワ夏まつり「麦酒(ビール)祭」(8月11日午前11時~午後5時、中庭広場)恒富が描いたビールポスターにちなみ、地ビールなどを一堂に集める。家族で楽しめる出店なども。参加無料。

 ■お座敷あそび体験「花街ってどんなところ?」(19日午後5時から、多目的ギャラリー)恒富が愛した花街文化についてお茶屋の主人が説明、芸(げい)妓(ぎ)によるお座敷あそび体験も。定員60人。参加無料で整理券が必要。

 ■特別講演会「森村泰昌の『まね美』術? 恒富って誰? 女優って何?」(9月3日午後5時から、多目的ギャラリー)講師は美術家の森村さん。定員80人。聴講無料で整理券が必要。

 ■グラントワdeガーデン「はんなり」(10日午前11時、美術館ロビー)先着100人にお茶をふるまう。観覧料で参加可能。

最終更新:8/6(日) 7:55
産経新聞