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<女子ゴルフ>森田遥、初優勝 18歳吉本ひかるは7位健闘

8/6(日) 14:44配信

毎日新聞

 国内女子ゴルフの北海道meijiカップは6日、北海道北広島市の札幌国際CC島松コースで最終ラウンドがあり、ツアー参戦2年目の21歳、森田遥が前日3位から67で回って逆転。通算10アンダーの206でツアー初勝利を飾り、優勝賞金1620万円を獲得した。

 1打差の2位は前日首位の姜秀衍(カン・スーヨン)=韓国。7アンダーの3位に、ささきしょうこが入った。先月下旬の最終プロテストで合格し、この大会がプロデビュー戦の18歳、吉本ひかるが69で回り、4アンダーの7位に入った。

 首位と2打差でスタートした森田はパー5の9番で、この日三つ目のバーディーを奪って単独首位に立った。後半に入り、姜とささきが並びかける場面もあったが、森田は13番と15番(いずれもパー4)、最終18番(パー5)でバーディーを積み重ねて逃げ切った。

 ◇「もう一度米ツアーに挑戦したい」

 何度も挑戦して、はね返された。「自分でも、こんなに遠回りするとは思わなかった」と話した森田遥が、ようやくツアー初優勝をものにした。

 最終日の最終ホールをボギーにして2位に終わった昨年7月のニッポンハム・レディース。2カ月後の日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯では最終日の前半9ホールを終えてトップに立ちながら、後半に六つスコアを落として12位に。今季に入っても前週まで1桁順位が5回。「周りを意識して自滅したり、周りがスコアを伸ばしたり……。でも、その教訓から今日は自分の目の前の1打だけに集中できた」と振り返った。

 両親が中国出身の卓球選手の森田遥は香川・高松中央高時代の2013年には日本女子アマを制し、15年春に卒業後は米女子下部ツアーに参戦。同ツアーの賞金ランキングで11位に入るも、翌年の米ツアー参戦権を得られる10位に287ドル及ばず、日本ツアー最終予選会に出場して16年から日本ツアーに参戦した。

 今年の全米女子オープンには、日本予選をトップタイで通過して出場したが、予選落ち。今は「日本で実力と自信をつけてから、もう一度米ツアーに挑戦したい」と考えている。米下部ツアーと、昨季の国内ツアーでの経験から、オフには体幹と持久力を鍛えるトレーニングメニューを増やした。「気持ちも体も強くなれている。この調子で残り試合も結果を出したい」【熊田明裕】

 ◇選手ひとこと

 ささきしょうこ 前半に二つスコアを落としてしまい、9番までに戻したら上もあまり伸びておらず「まだ優勝のチャンスはある」と思ったけど……。後半に微妙なミスもいくつかあった。まだ自分に伸びしろがあるんだと前向きに考えたい。

 山田成美 (3バーディー、4ボギーで通算4アンダーの7位)今日はチャンスがなくて、耐えて耐えてのゴルフだった。でも、この位置でプレーできたのは初めてなのでいい経験になった。

 吉本ひかる (4バーディー、1ボギー)ドライバーショットをめっちゃ曲げてのボギーだったので仕方がないかなと。この大会で、プロとしてやっていく自信がついた。初賞金で自分用の財布と、両親に何かプレゼントしたい。

最終更新:8/6(日) 20:42
毎日新聞