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国家背負う自負と信念を次代に 「中央寮歌祭2017」400人熱唱

8/6(日) 7:55配信

産経新聞

 旧制高校などの寮歌を歌う夏恒例の「中央寮歌祭2017」が新宿区西新宿の京王プラザホテルで開かれ、一高(東京)、二高(仙台)、三高(京都)ら旧制高校OBや後身の新制大学、早慶ら私大出身者、寮歌愛好家など約400人が参加。母校の法被姿で寮歌を熱唱した。

 寮歌は、自治や自由をテーマに当時の学生が作詞・作曲。120年以上の歴史を持つ。中央寮歌祭は旧制高校に限らず陸士ら旧軍関係、私立大学などにも広く門戸を開いている。今年は若い寮歌愛好家らも数多く参加。過去最高の人数が集まった。

 同会の土田実会長(88)は、「旧制高校の教育は人間形成を根幹とする少数精鋭教育でした。そこには国家を背負う自負と信念があり、こうした思いを受け継いで寮歌を歌っていきたい」と話す。

 「日本遺産」(文化庁所管)の認定を目指す動きも出ており、日本寮歌振興会会長で、元最高裁判事の園部逸夫さん(88)は「文化遺産としてぜひ残したい」と力を込めていた。

最終更新:8/6(日) 8:21
産経新聞