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初の日本勢3人準決勝 世界陸上・男子100

8/6(日) 7:55配信

産経新聞

 世界選手権、五輪を通じ、初めて3人が同時に男子100メートルの準決勝に進んだ日本勢の中で、最もいい記録を出したのはサニブラウン。「ちょっと寒かったので心配だったけど(体が)動いた」と自己記録タイをマークし、2組1着で準決勝に進んだ。

 このタイムは2001年エドモントン大会で朝原宣治が出した10秒06を上回り、世界選手権の同種目における日本人最速記録。五輪を含めても、昨夏のリオデジャネイロ五輪の山県亮太の10秒05に並ぶ日本人最速タイ。今季世界ランキング2位のヨハン・ブレーク(ジャマイカ)に先着し、向かい風0・6メートルという条件で出したところに、18歳の地力の高さと状態の良さがうかがえた。

 前回15年北京大会は200メートルのみの出場で、100メートルは今大会が初めてだったが、「逆に緊張しなくて大丈夫かなと感じた。まずまずだった」と自然体で好タイムにつなげた。

 後半に力みが出た多田は全体17位の10秒19、ケンブリッジは同20位の10秒21、タイムで拾われて予選を突破。準決勝の24人に3人が残った国はジャマイカ、米国、英国と日本のみ。日本短距離陣の実力が上がっていることの証明でもある。3人の活躍は、出場を逃した他の日本選手の刺激にもなるはずだ。(宝田将志、坂井朝彦)

最終更新:8/6(日) 7:55
産経新聞