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沙羅が夏季の欧州転戦に出発「結果がすべてだと思うので幅を広げたい」/ジャンプ

8/6(日) 11:35配信

サンケイスポーツ

 来年2月の平昌五輪で金メダル獲得を狙うノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(20)=クラレ=が6日、サマーグランプリ参戦のため欧州への出発前に、羽田空港で取材に応じた。

 高梨は、11日にフランスで行われる大会を皮切りに3試合に出場する予定。「平昌五輪まで残り少ないので、やるべきことに集中していきたい」と改めて決意を口にした。

 前日5日までの国内戦には4戦に出場し、2度の優勝(2位が2度)だった。課題点として踏み切りの動作や空中への姿勢を挙げるが、「前進はしている。反省点や課題をクリアにすれば、もっと自分の技術は上達していく」と冷静に話した。

 本格化する冬シーズンを前に、夏季は「知識を吸収する機会」とテーマを掲げる。好成績を残すためには「技術面や精神面だけではなく、道具のことも考えないといけない」。昨季、W杯を転戦する中で、海外選手の道具に対する向き合い方が自分とは異なることに気づかされた。ルールの範囲内で、スーツや靴にこだわる姿を目の当たりにし「ギリギリを攻めていく努力が自分には足りなかった。今季はそこを考えながらやっていきたい」と覚悟を示した。

 「結果がすべてだと思うので幅を広げていきたい。冬へのいいベースをつくれたらいい」。W杯通算53勝を誇る絶対女王は、飽くなき向上心を胸に欧州へと出発した。