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「生産追いつかない」藤井四段効果、注文4倍 『NEWスタディ将棋』問い合わせ急増

8/6(日) 7:00配信

西日本新聞

 お盆には、親戚が実家に集まる予定です。家族や子ども同士でボードゲームを楽しみたいと思っていますが、お薦めの商品はありますか。

⇒【画像】 藤井四段効果 本屋に特集コーナーも

「藤井効果」 将棋も人気

 猫の小町と申します。皆さんがお困りのことをたちまち解決していきます。

 最近は、テレビ画面やスマートフォンではなく、盤上で駒やさいころなどを動かして遊ぶアナログ型のボードゲームの良さが見直されているようです。福岡市・天神の「ビックカメラ天神2号館」の売り場で、担当の松隈由利香さん(34)に売れ筋商品を聞きました。

 1月からの半年間、店で最も売れたのは「人生ゲーム」(タカラトミー)。昨春発売の商品は「キャリアアップ」など四つのエリアを追加して楽しめる。「さまざまな人生を疑似体験できるのが人気の理由では」と松隈さん。「野球盤」(エポック社)も男の子に根強い人気。いずれも初代は半世紀ほど前の発売で、時代と共にリニューアルを重ねてきた。

 中学生棋士、藤井聡太四段の活躍で、将棋人気も上昇中。「NEWスタディ将棋」は、藤井四段が幼少時に使っていたと報道されてから、問い合わせが急増。発売元のくもん出版によると、例年の3~4倍の注文で「生産が追いつかない」という。日本女子プロ将棋協会が開発に協力した「はじめてのしょうぎセット」(ディンギー)は、それぞれの駒に、動かせる方向が記されているので、3歳から遊べる。

ボードゲームカフェも

 オセロや将棋などは、500円程度から手に入り、持ち運びに便利なコンパクトサイズも人気という。8歳の息子がいるという福岡市の女性(43)は「3家族で関西に旅行するので機内や宿泊先で楽しみたい」と携帯型オセロを選んでいた。

 近頃は、国内外のボードゲームを楽しめるカフェもある。

 福岡市の「ジェリージェリーカフェ福岡天神店」は、昨年7月にオープン。ドイツ、米国など各国のゲーム280種類をそろえ、1ドリンク付き1500円(平日)で自由に遊べる。

 ルールが比較的簡単で、幅広い世代が楽しめるゲームを、店長の中川航太さん(32)に選んでもらった。

 「コリドール」(2人用)は将棋と同様、木製ボードに9×9のマスがあり、手持ちの柵10枚を使って相手の進路を妨害しながら自分の駒を進め、先に相手側までたどり着いた方が勝ちだ。「スコットランドヤード 東京」(2~6人用)は、怪盗ミスターX役の1人を、残りの刑事役の人たちが協力して追い詰めるというゲーム。記者も中川さんを相手にやってみたが、すぐにルールを理解できた。

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最終更新:8/6(日) 7:00
西日本新聞